コンテンツへスキップ
Merck
すべての画像(2)

資料

安全性情報

AB6017

Sigma-Aldrich

抗Fアクチンキャッピングタンパク質サブユニットβ抗体

from rabbit

別名:

capping protein (actin filament) muscle Z-line, beta, F-actin capping protein beta subunit

ログイン組織・契約価格を表示する


About This Item

UNSPSCコード:
12352203
eCl@ss:
32160702
NACRES:
NA.41

由来生物

rabbit

品質水準

抗体製品の状態

purified antibody

抗体製品タイプ

primary antibodies

クローン

polyclonal

化学種の反応性

mouse, rat, human

化学種の反応性(ホモロジーによる予測)

canine (based on 100% sequence homology), primate (based on 100% sequence homology), bovine (based on 100% sequence homology)

テクニック

immunocytochemistry: suitable
western blot: suitable

NCBIアクセッション番号

UniProtアクセッション番号

輸送温度

wet ice

ターゲットの翻訳後修飾

unmodified

遺伝子情報

bovine ... Capzb(338052)
dog ... Capzb(478209)
human ... CAPZB(832)
mouse ... Capzb(12345)
rat ... Capzb(298584)

詳細

Fアクチンキャッピングタンパク質サブユニットβ(CapZβ)は、特徴的なヘテロ二量体であるFアクチンキャッピングタンパク質ファミリーに属します。すべての真核生物においてアクチンフィラメントの反矢じり端をキャッピングするαサブユニット(31~36 kDa)とβサブユニット(28~32 kDa)で構成されています。アクチンフィラメントへの結合能はCa2++とは独立しており、結合を最適化するためには両サブユニットのC末端が必要です。Fアクチンキャッピングタンパク質サブユニットβは、横紋筋のZ板に含まれており、そこでアクチンの重合と脱重合を阻害する働きをしています。脊椎動物では、Fアクチンキャッピングタンパク質サブユニットβの各サブユニットには3つのアイソフォームが存在します。β3サブユニットについてはほとんど何も知られていませんが、β1およびβ2のアイソフォームはそれぞれ異なる役割を持っています。アイソフォームβ2は主に筋細胞以外で発現し、介在板や細胞周辺に認められますが、Z板では観察されません。アイソフォームβ1は横紋筋でより多く発現し、Z板に局在しています。また、アクチンのキャッピングに必要なCOOH末端伸長も含みます。

特異性

この抗体は、アイソフォーム2のC末端におけるFアクチンキャッピングタンパク質サブユニットβを認識します。

免疫原

アイソフォーム2のC末端のヒトFアクチンキャッピングタンパク質サブユニットβに対応するKLH結合直鎖ペプチド。
エピトープ:アイソフォーム2のC末端

アプリケーション

このFアクチンキャッピングタンパク質サブユニットβ抗体は、WBおよびICにおける使用について検証済みであり、Fアクチンキャッピングタンパク質サブユニットβを検出できます。
免疫細胞染色: 希釈倍率1:500で使用、NIH/3T3細胞およびA431細胞中のFアクチンキャッピングタンパク質サブユニットβを検出することが示されています。
研究のカテゴリ
細胞構造
研究のサブカテゴリ
細胞骨格

品質

HeLa細胞ライセートにおいてウェスタンブロッティングにより評価済み。

ウェスタンブロッティング:0.1 µg/mLで使用、HeLa細胞ライセート10 µg中のFアクチンキャッピングタンパク質サブユニットβを検出できます。

ターゲットの説明

実測分子量:約34 kDa。 選択的スプライシングにより産生される以下の3つのアイソフォームがあります:アイソフォーム1(31 kDa)、アイソフォーム2(31 kDa)、アイソフォーム3(配列は不明)。

物理的形状

フォーマット:精製品
精製ウサギポリクローナル抗体、150 mM塩化ナトリウムと0.05%アジ化ナトリウムを含有する0.1 Mトリス-グリシン緩衝液(pH7.4)に溶解。
精製プロテインA

保管および安定性

2~8℃で受領日から1年間安定です。

アナリシスノート

対照
HeLa細胞ライセート

その他情報

濃度:ロットの具体的な濃度につきましては分析証明書をご参照ください。

免責事項

メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

Not finding the right product?  

Try our 製品選択ツール.

保管分類コード

12 - Non Combustible Liquids

WGK

WGK 1

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

AB6017:


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

以前この製品を購入いただいたことがある場合

文書ライブラリで、最近購入した製品の文書を検索できます。

文書ライブラリにアクセスする

Shamim A Sinnar et al.
Molecular biology of the cell, 25(14), 2152-2160 (2014-05-16)
Capping protein (CP) binds to barbed ends of growing actin filaments and inhibits elongation. CP is essential for actin-based motility in cell-free systems and in Dictyostelium. Even though CP is believed to be critical for creating the lamellipodial actin structure
Ying-Hsi Lin et al.
Journal of muscle research and cell motility, 36(4-5), 329-337 (2015-10-03)
The heart is exquisitely sensitive to mechanical stimuli and adapts to increased demands for work by enlarging the cardiomyocytes. In order to determine links between mechano-transduction mechanisms and hypertrophy, neonatal rat ventricular myocytes (NRVM) were subjected to physiologic strain for
Haibo Du et al.
Frontiers in cell and developmental biology, 9, 765559-765559 (2021-11-09)
Stereocilia are actin-based cell protrusions on the apical surface of inner ear hair cells, playing a pivotal role in hearing and balancing sensation. The development and maintenance of stereocilia is tightly regulated and deficits in this process usually lead to
Erin F Spence et al.
Nature communications, 10(1), 386-386 (2019-01-25)
Excitatory synapse formation during development involves the complex orchestration of both structural and functional alterations at the postsynapse. However, the molecular mechanisms that underlie excitatory synaptogenesis are only partially resolved, in part because the internal machinery of developing synapses is
Keji Yan et al.
Frontiers in molecular neuroscience, 15, 829204-829204 (2022-03-05)
Hair cells are mechanosensitive cells in the inner ear, characterized by dozens to hundreds of actin-based stereocilia and one tubulin-based kinocilium on the apical surface of each cell. Two types of hair cells, namely cochlear hair cells and vestibular hair

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

製品に関するお問い合わせはこちら(テクニカルサービス)