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Merck

139009

Sigma-Aldrich

1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ-7-エン

greener alternative

98%

別名:

2,3,4,6,7,8,9,10-オクタヒドロピリミドール[1,2-a]アゼピン, DBU

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About This Item

実験式(ヒル表記法):
C9H16N2
分子量:
152.24
Beilstein:
508906
EC Number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352302
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.22

蒸気圧

5.3 mmHg ( 37.7 °C)

品質水準

アッセイ

98%

形状

liquid

環境により配慮した代替製品の特徴

Catalysis
Learn more about the Principles of Green Chemistry.

sustainability

Greener Alternative Product

屈折率

n20/D 1.522-1.524 (lit.)

bp

80-83 °C/0.6 mmHg (lit.)

密度

1.018 g/mL at 25 °C (lit.)

環境により配慮した代替製品カテゴリ

SMILES記法

C1CCN2CCCN=C2CC1

InChI

1S/C9H16N2/c1-2-5-9-10-6-4-8-11(9)7-3-1/h1-8H2

InChI Key

GQHTUMJGOHRCHB-UHFFFAOYSA-N

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詳細

1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデス-7-エンは、二環式アミン塩基です。有機化学における、非求核性の、立体障害を持った3級アミン塩基です。Baylis-Hillman反応においてアミン触媒より優れていると報告されています。マイルドな条件下での、ジメチルカルボネートとの、フェノール、インドールおよびベンズイミダゾールのメチル化反応を促進します。
メルクは、グリーン・ケミストリーの12原則の1つ以上に則った、より環境に配慮した製品(グリーン代替品)をお客様にお届けできるよう最善の努力をします。この製品は、触媒効率を向上させた製品です。詳細はこちらをクリックしてください。

アプリケーション

1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデス-7-エンは、カーボンジオキシドとの水酸基の可逆反応による、セルロースの分解および活性化のための触媒として使用できます。この分解させたセルロース系は、セルロース混合エステルの生成のための誘導体化に使用できます。
1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデス-7-エン(DBU)は、以下のことに使用できます:
  • ジメチルカルボネートによるカルボン酸のエステル化のための触媒
  • デュオカルマイシンおよびCC-1065類縁体の合成
  • アザ-マイケル付加およびKnovenegal縮合反応における触媒
  • ハロゲン化Diels-Alder付加物の脱ハロゲン化のための塩基として使用でき、得られる活性型2,4-ジエノンは、山本試薬(CH3Cu · BF3)を使用することで部位および立体選択的マイケル付加を受けます。
  • カンプトテシンのABCD環システムの新規合成
カンプトテシンのABCD環システムの新規合成に使用されます。

特徴および利点

立体障害の大きな強力なアミン塩基。

引用

応用例の総説参照。

ピクトグラム

Skull and crossbonesCorrosion

シグナルワード

Danger

危険有害性情報

危険有害性の分類

Acute Tox. 3 Oral - Aquatic Chronic 3 - Eye Dam. 1 - Met. Corr. 1 - Skin Corr. 1B

保管分類コード

6.1A - Combustible acute toxic Cat. 1 and 2 / very toxic hazardous materials

WGK

WGK 2

引火点(°F)

240.8 °F

引火点(℃)

116 °C

個人用保護具 (PPE)

Faceshields, Gloves, Goggles, type ABEK (EN14387) respirator filter


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

消防法

第4類:引火性液体
第三石油類
危険等級III
非水溶性液体

Jan Code

139009-25G:
139009-VAR:
139009-BULK:
139009-2X2G:
139009-500G:
139009-CH:
139009-100G:
139009-2.5KG:


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

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文書ライブラリにアクセスする

DBU (1, 8-diazabicyclo [5.4. 0] undec-7-ene)-A Nucleophillic Base.
Ghosh N
Synlett, 2004(03), 574-575 (2004)
Sustainable succinylation of cellulose in a CO 2-based switchable solvent and subsequent Passerini 3-CR and Ugi 4-CR modification.
Soyler Z, et al.
Green Chemistry, 20(1), 214-224 (2018)
Tetrahedron, 60, 4821-4827 (2004)
W C Shieh et al.
Organic letters, 3(26), 4279-4281 (2002-01-11)
1,8-Diazabicyclo[5.4.0]undec-7-ene (DBU) is a novel and active catalyst in promoting the methylation reaction of phenols, indoles, and benzimidazoles with dimethyl carbonate under mild conditions. Additional rate enhancement is accomplished by applying microwave irradiation. By incorporating tetrabutylammonium iodide, the same microwave
Synthesis of cellulose acetate propionate and cellulose acetate butyrate in a CO2/DBU/DMSO system.
Xu Q, et al.
Cellulose, 25(1), 205-216 (2018)

資料

化学工業やドラッグデザイン分野における有機フッ素化合物の普及により、分子にC-F結合を導入する手法のニーズは高まっています。

The prevalence of organofluorine compounds in industry and drug design necessitates the ability to introduce C–F bonds to molecules.

ASIF provides bench-stable alternative to sulfuryl fluoride gas for installing SO2F functional group in organic synthesis.

4-(acetylamino)phenyl]imidodisulfuryl difluoride (AISF) は、実験環境で安定な結晶性固体です。取扱いの難しいスルフリルフルオリドガスの代替となる、SO2F基を導入する有用な反応試薬です。

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