ZMS1028

抗αジストログリカン抗体 クローンVIA4-1 ZooMAb^®マウス・モノクローナル

recombinant, expressed in HEK 293 cells

• 別名: ジストロフィン関連糖タンパク質1
• UNSPSCコード: 12352203
• NACRES: NA.41

特性

• 由来生物: mouse
• 品質水準: 200
• リコンビナント: expressed in HEK 293 cells
• 結合体: unconjugated
• 抗体製品の状態: purified antibody
• 抗体製品タイプ: primary antibodies
• クローン: VIA4-1, recombinant monoclonal; monoclonal
• 製品種目: ZooMAb^® learn more
• 形状: lyophilized
• 分子量: calculated mol wt 97.44 kDa; observed mol wt ~140 kDa
• 化学種の反応性: rabbit, human, mouse
• 化学種の反応性（ホモロジーによる予測）: guinea pig, canine, rat
• 包装: antibody small pack of 25 μL
• 環境により配慮した代替製品の特徴: Waste Prevention; Designing Safer Chemicals; Design for Energy Efficiency; Learn more about the Principles of Green Chemistry.
• 強化検証: recombinant expression; Learn more about Antibody Enhanced Validation
• sustainability: Greener Alternative Product
• テクニック: immunocytochemistry: suitable; immunohistochemistry (formalin-fixed, paraffin-embedded sections): suitable; western blot: suitable
• アイソタイプ: IgG1
• UniProtアクセッション番号: Q28685
• 環境により配慮した代替製品カテゴリ: , Aligned
• 輸送温度: ambient
• 保管温度: 2-8°C
• ターゲットの翻訳後修飾: unmodified
• 遺伝子情報: human ... DAG1(1605)

詳細

詳細

ZooMAb抗体は、全く新しい次世代のリコンビナント・モノクローナル抗体です。

すべてのZooMAb抗体はメルク独自のリコンビナント発現システムを用いて製造され、均一に精製し、安定で高い再現性のバッチ一貫性を提供するために細部にわたって管理しています。研究者の皆様にご利用いただけるように、優れたパフォーマンスのクローンを選抜して販売しています。また、すべての抗体において、そのターゲットで最もよく利用されるアプリケーションを含む複数のアプリケーションで、高い特異性と親和性を検証しています。

ZooMAbの詳細についてはこちらをご覧ください。

メルクは、グリーンケミストリーの12原則の1つ以上に則った、より環境に配慮した製品（グリーン代替品）をお客様にお届けできるよう最善の努力をします。この抗体は、保存剤を含まず、動物への危害や犠牲を伴わずに生産され、必要に応じて周囲環境で発送および保存できる卓越した安定性を有するため、「廃棄物抑制」、「安全性の高い化学物質のデザイン」および「エネルギー効率のためのデザイン」に合致しています。 詳細はこちらをクリックしてください。

特異性

クローンVIA4-1は、α-ジストログリカンを特異的に検出するZooMAbマウス・リコンビナント・モノクローナル抗体です。

免疫原

ウサギ骨格筋膜標品

アプリケーション

ウェスタンブロッティング：希釈倍率1：1,000で使用、マウス胎盤およびヒト心臓の組織抽出物中のジストログリカンを検出できます。

免疫細胞染色：希釈倍率1：100で使用、HeLa細胞およびNIH3T3細胞中のジストログリカンを検出できます。

免疫組織染色（パラフィン）：希釈倍率1：100で使用、ウサギおよびヒトの骨格筋組織切片中のジストログリカンを検出できます。

注記：最適な希釈濃度や実験条件は、サンプルごとに異なる可能性がありますので、予備実験を経てご自身で決定してください。

抗ジストログリカン クローンVIA4-1 ZooMAb（カタログ番号：ZMS1028）は、a-ジストログリカンを検出するリコンビナント・マウス・モノクローナル抗体で、免疫細胞染色、免疫組織染色（パラフィン）、ウェスタンブロッティングでテストされています。

ターゲットの説明

ジストログリカン（UniProt： Q28685、ジストロフィン関連糖タンパク質1としても知られる）は、ウサギではDAG1遺伝子（Gene ID： 100009278）によってコードされています。ジストログリカンは、ジストロフィン糖タンパク質複合体の構成成分であり、接着分子として細胞外マトリックスと細胞内のアクチン細胞骨格とをつなぐ役割を果たします。このタンパク質はシグナルペプチド（aa1-29）とともに合成され、その後切断されて成熟タンパク質となります。さらに、自己切断（653-654間）により、α-ジストログリカン（aa30-653）とβ-ジストログリカン（aa654-895）が生成されます。α-ジストログリカンは、細胞外周囲の糖タンパク質であり、ラミニン、アグリン、ニューレキシン、ピカチュリンなどの細胞外マトリックスやシナプスを構成するタンパク質と結合します。O-マンノシルグリコシル化されることが、リガンド結合に必須であることが報告されています。β-ジストログリカンは、1回貫通1型膜タンパク質で、細胞外マトリックスと細胞骨格との結合に重要な役割を果たしており、筋組織および非筋組織の両方において細胞接着受容体として機能しています。細胞内では、β-ジストログリカンは、アクチン細胞骨格と結合したジストロフィンと結合します。つまり、α/βジストログリカンは、細胞膜を越えて、細胞外マトリックスと細胞骨格とをつなぐ分子的基軸として機能しています。O-マンノシルグリカンの欠損は、α-ジストログリカンのグリコシル化の異常を生じ、さまざまな先天性筋ジストロフィーと関連します。メルクの独自技術で生成したこのZooMAbリコンビナント・モノクローナル抗体は、従来のモノクローナル抗体よりも大幅に増強された特異性、親和性、再現性、および安定性をもたらします。（参考：Sudo, A., et al. (2018). Human Mol. Genetics. 27(7); 7 1174-1185; Street, RM., et al. (2012). Reproductive Sci. 19(3); 282-289; Kanagawa, M., et al. (2010). J. Biol. Chem. 285(41); 31208-31216）

物理的形状

5%トレハロースを含むPBSで凍結乾燥された精製リコンビナント・マウス・モノクローナルIgG抗体で、通常の外観は粗いまたは半透明の樹脂。殺生物剤や、アジ化ナトリウムや動物由来の防腐剤は含まれていません。大きい容量の包装は25μLの基本サイズを複数本にしてお送りします。

再構成

25μLで溶解後、300μg/mL。アプリケーションおよびサンプルタイプごとの推奨する開始希釈倍率および／または力価に関するガイダンスを参照してください。

保管および安定性

凍結乾燥製品は2～8℃で保存することを推奨します。溶解する前に、バイアルを短時間微量遠心して、バイアルの底に材料を沈降させてください。25μLのろ過された実験室グレードの水またはPBSを加えて溶解します。溶解した抗体は、2～8℃で、または長期保存のために-20℃で保存できます。 凍結融解を繰り返さないでください。

法的情報

ZooMAb is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany

免責事項

メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 1