SRP6312

α 1抗トリプシン ヒト血漿由来

HBsAg, HCV, HBc free, ≥95% (SDS-PAGE)

• 別名: α-1-抗プロテイナーゼ, α-1プロテアーゼ阻害剤, AAT, PI, セルピンA1
• UNSPSCコード: 12352202
• NACRES: NA.32

特性

• 由来生物: human
• アッセイ: ≥95% (SDS-PAGE)
• 形状: lyophilized
• 有効性: ≥5.0 I.U. per mg
• 分子量: 52 kDa
• 包装: pkg of 1 mg
• UniProtアクセッション番号: P01009
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: −20°C
• 遺伝子情報: human ... Serpin A1(5265)

詳細

詳細

メルクのα1抗トリプシンはヒト血漿タンパク質です。FDAが認可した試験に従い、HBsAg、HCV、HBcを含まず、抗HIV1およびHIV2も陰性であることが示されています。
遺伝子AAT（α1抗トリプシン）は、ヒト染色体14q32.1にマッピングされています。AATは急性期血漿タンパク質です。水に溶けやすい糖タンパク質です。AATは主に肝細胞、マクロファージ、および一部の癌細胞から分泌されます。また、AATはセルピンA1とも呼ばれます。

アプリケーション

ヒト血漿由来のAAT（α 1 アンチトリプシン）は、良性および悪性リンパ細網細胞および組織においてAATの有無を確認する標準物質として使用されています。

生物化学的／生理学的作用

AAT（α 1 アンチトリプシン）はセリンプロテアーゼ阻害因子として機能し、エラスターゼ、プラスミン、コラゲナーゼ、トロンビン、白血球プロテアーゼ、トリプシン、キモトリプシンおよびプラスミノーゲン活性化因子などを標的とします。 臨床的にこの欠損は2つの大きな疾患、肺気腫および早期発症／若年性の肝硬変と関連しています。 炎症症状、悪性腫瘍、肝疾患および妊娠で増加し、さらに手術外傷や経口避妊薬の使用によっても増加します。 AATとセルロプラスミンを同時に定量することで、肝症状の鑑別診断が可能です。AATの増加は組織の壊死および炎症に反応する急性期に生じます。 皮膚の扁平上皮癌、B型肝炎、インスリノーマ、NSCLC（非小細胞肺癌）、乳頭様甲状腺癌、肺癌および乳癌のバイオマーカーとして機能できる可能性があります。

物理的形状

30 mMりん酸ナトリウム（pH 6.5）と300 mM NaClからの凍結乾燥品です。

再構成

水または水性緩衝液の溶液です。

安全性情報

• 保管分類コード: 13 - Non Combustible Solids
• WGK: nwg