SRP3043

FGF-塩基性 ヒト

Animal-component free, recombinant, expressed in E. coli, ≥95% (SDS-PAGE), ≥95% (HPLC), suitable for cell culture

• 別名: カタボリン, リンパ細胞活性因子(LAF), 内因性発熱物質 (EP), 単核細胞因子(MCF), 白血球細胞内因性メディエーター (LEM)
• UNSPSCコード: 12352202
• NACRES: NA.32

特性

• 由来生物: human
• リコンビナント: expressed in E. coli
• アッセイ: ≥95% (HPLC); ≥95% (SDS-PAGE)
• 形状: lyophilized
• 有効性: ≥1x10^7 units/mg
• 分子量: 17.2 kDa
• 包装: pkg of 50 μg
• テクニック: cell culture | mammalian: suitable
• 不純物: <0.1 EU/μg endotoxin, tested
• 色: white to off-white
• UniProtアクセッション番号: P09038
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: −20°C
• 遺伝子情報: human ... FGF2(2247)

詳細

詳細

FGF(塩基性)は、FGFファミリーの既知メンバー(23種類)のうちの1つです。このファミリーのタンパク質は、細胞の増殖と分化を促進することによって、出生前の発生、出生後の成長、多様な組織の再生において中心的役割を果たします。FGF(塩基性)は、増殖因子に結合する非グリコシル化ヘパリンで、脳、下垂体、腎臓、網膜、骨、精巣、副腎、肝臓、単球、上皮細胞、内皮細胞で発現されます。FGF(塩基性)は、FGFR 1b、1c、2c、3c、4を介してシグナルを伝達します。組み換えヒトFGF(塩基性)は、17.2 kDaのタンパク質で、154個のアミノ酸残基で構成されています。

アプリケーション

FGF-basicは、HeLa細胞の培養において無血清DEMEMのサプリメントとして使用されてきました。

生物化学的／生理学的作用

FGF-basic（線維芽細胞増殖因子）（別名：FGF2）は、ERK（細胞外シグナル制御キナーゼ）カスケードを活性化し、hESC（ヒト胚性幹細胞）の自己複製を促進します。FGF2は、細胞の生存や増殖をポジティブ制御します。非神経細胞の分化を誘導する経路であるBMP（骨形成タンパク質）シグナル伝達をネガティブ制御することが分かっています。

シーケンス

AAGSITTLPA LPEDGGSGAF PPGHFKDPKR LYCKNGGFFL RIHPDGRVDG VREKSDPHIK LQLQAEERGV VSIKGVCANR YLAMKEDGRL LASKCVTDEC FFFERLESNN YNTYRSRKYT SWYVALKRTG QYKLGSKTGP GQKAILFLPM SAKS

物理的形状

凍結乾燥品(5 mM Tris、pH 7.6、150mM NaCl)

再構成

バイアルは、遠心分離してから開封します。水に溶解して0.1～1.0 mg/mLの濃度にします。ボルテックスしないでください。この溶液は、2～8°Cで1週間まで保存できます。長期間保存する場合は、担体タンパク質（例：5% トレハロース）を含む緩衝液でさらに希釈し、ワーキングアリコートにして-20°C～-80°Cで保存することを推奨します。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable