O6503

L-オルニチン 一塩酸塩

BioReagent, suitable for cell culture, ≥99%

• 別名: (S)-2,5-ジアミノペンタン酸 一塩酸塩
• 実験式（ヒル表記法）: C₅H₁₂N₂O₂ · HCl
• CAS番号: 3184-13-2
• 分子量: 168.62
• Beilstein: 3625847
• EC Number: 221-678-6
• MDL番号: MFCD00064562
• UNSPSCコード: 12352209
• PubChem Substance ID: 24898036
• NACRES: NA.75

特性

• 由来生物: microbial
• 製品種目: BioReagent
• アッセイ: ≥99%
• 形状: powder
• 包装: pkg of 100 g; pkg of 25 g
• テクニック: cell culture | mammalian: suitable
• 不純物: ammonia and citrulline, essentially free
• 溶解性: H₂O: soluble 50 mg/mL, clear, colorless to very faintly yellow
• SMILES記法: Cl.NCCC[C@H](N)C(O)=O
• InChI: 1S/C5H12N2O2.ClH/c6-3-1-2-4(7)5(8)9;/h4H,1-3,6-7H2,(H,8,9);1H/t4-;/m0./s1
• InChI Key: GGTYBZJRPHEQDG-WCCKRBBISA-N

詳細

詳細

L-オルニチンは、L-アルギニンの機能性代謝産物です。

L-オルニチンは、遺伝コードによらないアミノ酸の1つです。アルギナーゼによるアルギニンの分解中に生成され、尿素回路に関与します。オルニチンは、スペルミン、スペルミジン、プトレシンなど一群のポリアミン生成の出発点にあたります。

アプリケーション

L-オルニチン一塩酸塩は、以下の用途に使用されています：

• 細胞増殖アッセイ用のダルベッコの（Dulbecco′s）改変イーグル培地（DMEM）の栄養補助剤として
• 初代ヒト肝細胞（PHH）培養用の標準培地の構成要素として
• クレアチン合成阻害剤として

生物化学的／生理学的作用

L-オルニチンは、ポリアミンの前駆体として機能します。ヒヨコの脳の急性満腹感シグナルとして食物摂取を調節する可能性があります。

L-オルニチンは、ポリアミンの生合成を支持する培地栄養補助剤として使用されます。

その他情報

アルギナ-ゼによるアルギニンの分解産物です。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)