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Merck

L0663

Sigma-Aldrich

抗ラミニン-2 (α-2 鎖)抗体, ラットモノクローナル

clone 4H8-2, purified from hybridoma cell culture

別名:

抗メロシン抗体

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About This Item

MDL番号:
UNSPSCコード:
12352203
NACRES:
NA.41
結合体:
unconjugated
application:
ARR
ELISA (i)
ICC
IF
IHC (f)
IP
WB
クローン:
4H8-2, monoclonal
化学種の反応性:
human, mouse
citations:
104
テクニック:
immunocytochemistry: suitable
immunohistochemistry (frozen sections): suitable
immunoprecipitation (IP): suitable
indirect ELISA: suitable
indirect immunofluorescence: 4-8 μg/mL using acetone-fixed frozen sections of human tongue
microarray: suitable
western blot: suitable

由来生物

rat

品質水準

結合体

unconjugated

抗体製品の状態

purified immunoglobulin

抗体製品タイプ

primary antibodies

クローン

4H8-2, monoclonal

フォーム

buffered aqueous solution

分子量

antigen ~400 kDa (denatured)

化学種の反応性

human, mouse

包装

antibody small pack of 25 μL

濃度

~2 mg/mL

テクニック

immunocytochemistry: suitable
immunohistochemistry (frozen sections): suitable
immunoprecipitation (IP): suitable
indirect ELISA: suitable
indirect immunofluorescence: 4-8 μg/mL using acetone-fixed frozen sections of human tongue
microarray: suitable
western blot: suitable

アイソタイプ

IgG1

UniProtアクセッション番号

輸送温度

dry ice

保管温度

−20°C

ターゲットの翻訳後修飾

unmodified

遺伝子情報

human ... LAMA2(3908)
mouse ... Lama2(16773)

詳細

遺伝子LAMA2(ラミニン-2)は、ラミニンと呼ばれるヘテロ三量体糖タンパク質の大きなファミリーに属するタンパク質をコードします。ラミニンには、筋線維に特異的なジストログリカンおよびインテグリンα7β1細胞受容体に結合する大きなC末端Gドメインが含まれます。アミノ末端ドメインは、基底膜超分子集合に関与するタンパク質網目構造の形成中に他のラミニンと会合します。本遺伝子は、ヒト染色体6q22.33にマッピングされています。
ラミニンは基底膜に最も豊富に含まれる構造成分および生物学的活性成分であり、細胞生物学の多くの局面において重要な役割を果たす700~900 kDaの複雑な細胞外糖タンパク質です。α鎖(400 kDa、旧名称A鎖)1本、β鎖(215 kDa、B1)1本、γ鎖(205 kDa、B2)1本で構成され、この3鎖がジスルフィド結合で連結されています。
抗ラミニン-2(α-2鎖)抗体、ラットモノクローナル(ラットIgG1アイソタイプ)は、マウス心臓ラミニン-2.1で免疫したLewisラット由来のラット骨髄腫細胞および脾細胞の融合により産生された4H8-2ハイブリドーマに由来します。この抗体は、バイオリアクターで増殖させたハイブリドーマ細胞の培養上清から精製されます。抗ラミニン-2(α-2鎖)抗体、ラットモノクローナルはマウス1およびヒト2、ラミニン-2と特異的に反応します。抗体により認識されるエピトープは、ラミニンα2鎖のN末端部分に存在しています。

特異性

抗体により認識されるエピト-プは、ラミニンα2鎖のN末端部分に存在しています。

免疫原

マウス心臓ラミニン-2

アプリケーション

抗ラミニン-2(α-2鎖)抗体、ラットモノクローナルは、免疫蛍光および免疫組織化学的検査に使用されています。

生物化学的/生理学的作用

ラミニンは、細胞外マトリックス構造、細胞接着、分化、及び神経突起伸長において機能する糖タンパク質です。ラミニンα2の部分欠損又は完全欠損をもたらすLAMA2(ラミニン-2)遺伝子の変異は肢帯型筋ジストロフィー(LGMD)と関連し、重度の早発型先天性筋ジストロフィーから軽度の後期小児型肢帯型筋ジストロフィー、乳児期の筋力低下を伴う筋緊張低下、大関節の拘縮を伴う自発運動不良、及び呼吸機能障害を伴う泣き声の低下などを特徴とします。

物理的形状

PBS溶液 (pH 7.4, 15mMアジ化ナトリウム含有)。

調製ノート

バイオリアクタ-で増殖させたハイブリド-マ細胞の培養上清から精製しています。

保管および安定性

継続して使用する場合、2~8℃で保存し、1ヵ月まで使用できます。長期保存する場合、作業用の一定分量に分けて凍結します。凍結及び融解の繰り返し、又は「霜取り不要」冷凍庫の使用は推奨されません。長期の保存でわずかな濁りが生じた場合、使用前に遠心分離し、溶液をクリアにしてください。作業用の希釈サンプルは、12時間以内に使用しない場合は、処分してください。

免責事項

弊社の製品は、弊社カタログや製品に付随する他社の文書において別段の記述がない限り、研究での用途のみを目的としており、他のいかなる目的、例えばこれに限るものではありませんが、許可されていない商用利用、in vitro診断での利用、ex vivo若しくはin vivoでの治療用途、又はヒト若しくは動物へのいかなる種類の消費若しくは応用にも使用できません。

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保管分類コード

12 - Non Combustible Liquids

WGK

nwg

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

L0663-BULK:
L0663-.1ML:
L0663-25UL:
L0663-VAR:


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Expression and distribution of laminin a1 and a2 chains in embryonic and adult mouse tissues: an immunochemical approach.
Sasaki T, et al.
Experimental Cell Research, 275(2), 185-199 (2002)
The role of pericytic laminin in blood brain barrier integrity maintenance.
Gautam J, et.al.
Scientific Reports, 6, 36450-36450 (2016)
Nicole D Paris et al.
eLife, 5 (2016-11-20)
Skeletal muscle regenerative potential declines with age, in part due to deficiencies in resident stem cells (satellite cells, SCs) and derived myogenic progenitors (MPs); however, the factors responsible for this decline remain obscure. TGFβ superfamily signaling is an inhibitor of
Cathepsin S Contributes to the Pathogenesis of Muscular Dystrophy in Mice.
Tjondrokoesoemo A
The Journal of Biological Chemistry, 291, 9920-9928 (2016)
Skeletal Muscle Tissue Clearing for LacZ and Fluorescent Reporters, and Immunofluorescence Staining.
Verma M
Methods in Molecular Biology, 1460, 129-140 (2016)

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

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