G5637

ギムザステイン

certified by the Biological Stain Commission, powder or crystals

• 別名: アズール混合物sicc.ギムザステイン
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₄H₁₄ClN₃S
• CAS番号: 51811-82-6
• 分子量: 291.80
• MDL番号: MFCD00081642
• UNSPSCコード: 12171500
• PubChem Substance ID: 329799943
• NACRES: NA.47

特性

• product name: ギムザステイン, certified by the Biological Stain Commission
• グレード: certified by the Biological Stain Commission
• 形状: powder or crystals
• 色: dark green to very dark green
• mp: 300 °C (lit.)
• 溶解性: ethanol: 1 mg/mL, blue to very deep blue
• 吸収: ≥0.6 at 647-653 nm in methanol at 0.005 g/L
• アプリケーション: diagnostic assay manufacturing; hematology; histology
• 保管温度: room temp
• SMILES記法: [Cl-].CN(C)c1ccc2N=C3C=CC(=[NH2+])C=C3Sc2c1
• InChI: 1S/C14H13N3S.ClH/c1-17(2)10-4-6-12-14(8-10)18-13-7-9(15)3-5-11(13)16-12;/h3-8,15H,1-2H3;1H
• InChI Key: NALREUIWICQLPS-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

ギムザは、汎用性の高い多色染色液で、さまざまな試料の染色に適しています。緩衝チアジン-エオシン塩溶液であり、血液細胞を染色できるように設計されています。ギムザ染色は、血小板、RBC、WBC、および寄生虫の核や細胞質の形態を区別するために、血液学的検査において診断目的でよく使用されます。多くの場合、パッペンハイム（MGG）染色やライトギムザ染色のためのメイ・グリュンワルド溶液などの他の染色液と併用されます。ギムザ染色は、クロマチン、核膜、細胞質成分の独自の染色ができるため、組織診断に適合しました。ギムザ染色溶液は、メチレンブルー、アズール、およびエオシンで構成されています。

アプリケーション

ギムザ染色は、細胞や血液塗抹標本の染色で使用されています。アズール顆粒の染色に必要であり、封入体の優れた染色です。その用途は、血液・骨髄検体の血液学的検査、細菌学的検査、臨床細胞診検体、組織生検、腫瘍試料などです。

適合性

血液塗抹標本のギムザ染色や、パラフィン切片に対するWolbachのギムザ法への使用について認証済みです。

その他情報

核は、さまざまに色合いが変わる紫色になります。細胞質は、さまざまに色合いが変わる青色から薄いピンク色に染色されます。一部の細胞タイプの細胞質内には、明るい赤色から薄紫色の顆粒が存在する場合があります。好塩基球は、ダークブルーから黒色の顆粒で細胞質内に示されます。好酸球は、明るいオレンジ色の顆粒で細胞質内に示されます。赤血球はピンク色からオレンジ色になります。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves