E1631

17-吉草酸β-エストラジオール

≥98% (HPLC), powder

• 別名: 1,3,5(10)-エストラトリエン-3,17β-ジオール 17-ペンタノアート
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₃H₃₂O₃
• CAS番号: 979-32-8
• 分子量: 356.50
• Beilstein: 2480357
• EC Number: 213-559-2
• MDL番号: MFCD00056541
• UNSPSCコード: 41116107
• PubChem Substance ID: 24894423
• NACRES: NA.77

特性

• product name: 17-吉草酸β-エストラジオール, ≥98%
• 由来生物: synthetic
• アッセイ: ≥98%
• 形状: powder
• テクニック: ELISA: suitable
• 溶解性: acetone: 25 mg/mL, hazy, colorless
• 輸送温度: ambient
• 保管温度: room temp
• SMILES記法: CCCCC(=O)OC1CCC2C3CCc4cc(O)ccc4C3CCC12C
• InChI: 1S/C23H32O3/c1-3-4-5-22(25)26-21-11-10-20-19-8-6-15-14-16(24)7-9-17(15)18(19)12-13-23(20,21)2/h7,9,14,18-21,24H,3-6,8,10-13H2,1-2H3
• InChI Key: RSEPBGGWRJCQGY-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

β17-吉草酸β-エストラジオールは合成エストロゲンです。

アプリケーション

β17-吉草酸β-エストラジオールは、次の用途で使用されています：

• 誘発された異所性子宮筋腫病変に対する組換え色素上皮由来因子（rPEDF）の効果を調べるための、胸腺欠損ヌードマウスにおいて発情周期を同期させるin-vivoアッセイ
• マウスにおけるII型cGMP依存性プロテインキナーゼ（Prkg2）発現に対する卵巣ホルモンの影響の研究
• 乳がんマウスモデルの確立のために胸腺欠損ヌードマウスにおいてエストロゲン依存性腫瘍細胞の増殖を誘発するため

生物化学的／生理学的作用

吉草酸エストラジオールは、閉経期・更年期症状の治療に役に立つと認められています。β17-吉草酸β-エストラジオールは、体外受精、ホルモン補充療法、避妊薬、動物モデルにおける生殖障害の研究において17β-エストラジオール（E2）の供給源として使用されます。また、畜産では成長促進剤として使用されます。β17-吉草酸β-エストラジオールは、魚の単性別集団の培養にも使用されます。ラットにおける研究では、17-吉草酸β-エストラジオールは、発情周期パターンに悪影響を及ぼすことが示されています。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08,GHS09
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H351,H361fd,H362,H410
• 注意書き: P201 - P202 - P260 - P263 - P273 - P308 + P313
• 危険有害性の分類: Aquatic Chronic 1 - Carc. 2 - Lact. - Repr. 2
• 保管分類コード: 6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects
• WGK: WGK 3
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type P3 (EN 143) respirator cartridges