C1618

コハク酸シベンゾリン

≥98% (HPLC), solid

• 別名: 2-(2,2-ジフェニルシクロプロピル)-4,5-ジヒドロ-1H-イミダゾール コハク酸塩, エキサコル, シプララン, シベノール
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₈H₁₈N₂ ·C₄H₆O₄
• CAS番号: 100678-32-8
• 分子量: 380.44
• MDL番号: MFCD00941423
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 24892426
• NACRES: NA.77

特性

• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• 形状: solid
• 保管条件: desiccated
• 色: white to brown
• 溶解性: H₂O: ≥5 mg/mL
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: OC(=O)CCC(O)=O.C1CN=C(N1)C2CC2(c3ccccc3)c4ccccc4
• InChI: 1S/C18H18N2.C4H6O4/c1-3-7-14(8-4-1)18(15-9-5-2-6-10-15)13-16(18)17-19-11-12-20-17;5-3(6)1-2-4(7)8/h1-10,16H,11-13H2,(H,19,20);1-2H2,(H,5,6)(H,7,8)
• InChI Key: XFUIOIWYMHEPIE-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

シベンゾリン（別名：(±)-2-(2,2-ジフェニルシクロプロピル)-2-イミダゾリンコハク酸塩）は、通常、R(+)型とS(−)型の立体型が併せて使用されます。 また、抗コリン作用を発揮します。 シベンゾリンは、左心室の圧力勾配を低下させることで左心室拡張機能障害を改善することが知られています。

生物化学的／生理学的作用

シベンゾリンは、クラスIAの抗不整脈薬です。シベンゾリン（μM濃度）は、心臓細胞や膵臓細胞においてATP感受性カリウムチャネルを遮断します。シベンゾリンは、細胞質側からK（ATP）チャネル（Kir6.2）のチャネルポア形成サブユニットと相互作用します。また、洞房結節細胞において遅延整流カリウムチャネル（I(Kr)）を阻害します。

特徴および利点

本化合物は、Handbook of Receptor Classification and Signal Transductionのカリウムチャネルのページに掲載されています。ハンドブックのその他のページをご覧になるには、ここをクリックしてください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H302
• 注意書き: P264 - P270 - P301 + P312 - P501
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Faceshields, Gloves