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Merck

A7310

Sigma-Aldrich

抗水チャネルアクアポリン2 ウサギ宿主抗体

IgG fraction of antiserum, lyophilized powder

別名:

Anti-Aquaporin 2, Aquaporin 2 Detection, Rabbit Anti-Aquaporin 2

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About This Item

MDL番号:
UNSPSCコード:
12352203
NACRES:
NA.41

由来生物

rabbit

品質水準

結合体

unconjugated

抗体製品の状態

IgG fraction of antiserum

抗体製品タイプ

primary antibodies

クローン

polyclonal

形状

lyophilized powder

化学種の反応性

rat, human

テクニック

immunohistochemistry: suitable
western blot (chemiluminescent): 1:200-1:1000

UniProtアクセッション番号

保管温度

−20°C

ターゲットの翻訳後修飾

unmodified

遺伝子情報

human ... AQP2(359)
mouse ... Aqp2(11827)
rat ... Aqp2(25386)

詳細

アクアポリン2(AQP2)は、腎接合尿細管および集合管で水バランスを制御する水チャネルタンパク質です。AQP2は抗利尿ホルモンによって活性化され、その後、腎細胞への水の流入を促進します。また、このタンパク質はインテグリンと相互作用し、上皮細胞の形態形成および細胞運動を調節します。抗水チャネルアクアポリン2抗体は、ラット由来アクアポリン2をイムノブロッティングにより認識します。また、この抗体はマウスおよびヒトAQP2と反応します。
アクアポリン2(AQP2)は四量体として存在し、C末端は複数の立体配座を示し、カドミウムイオン2個と結合します。AQP2遺伝子は、ヒト染色体12q13.12にマッピングされています。AQP2は細胞内小胞と会合しています。

免疫原

ラット・マウスのアクアポリン2のアミノ酸254~271 (N末端リジン・チロシン付加) に相当する合成ペプチドのKLH結合体。エピト-プは、ラット・マウスと一致していて、ヒトで高度に保存されています。

アプリケーション

ウサギで産生された抗水チャネルアクアポリン2抗体は、以下の用途に用いられています:
  • 免疫染色
  • 免疫組織化学的検査
  • 免疫蛍光法
  • 免疫ブロッティング

免疫組織化学検査を、ウサギ抗AQP2 5 μg/mLを用いた10%ホルマリン固定パラフィン包埋ラット腎臓切片で実施しました。抗AQP2の使用により、髄質の太い上行脚および集合管が可視化されます。
抗水チャネルアクアポリン2抗体は、化学発光ウェスタンブロット(1:200~1:1000)およびイムノブロットでの使用に適しています。

生物化学的/生理学的作用

アクアポリン(AQP2)N末端領域は、輸送に重要な役割を果たしています。C末端のリン酸化は、頂端膜の水透過機能に不可欠です。また、リジン270のユビキチン化は、リソソームでのAQP2の選別と分解、またはエキソソームを介した除去に必要です。水分バランス障害である先天性腎性尿崩症(NDI)には、AQP2遺伝子の変異が関与しています。AQP2の機能調節不全は、子癇前症、うっ血性心不全、肝硬変にも相関します。

物理的形状

1%BSA、および0.05%アジ化ナトリウムを含有するリン酸緩衝生理食塩水(pH 7.4)を凍結乾燥します。

調製ノート

固定化プロテインAで精製しています。

免責事項

弊社のカタログまたは製品に添付された弊社のその他の文書に記載されていない場合、弊社の製品は研究用途向けのみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の販売用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

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ピクトグラム

Skull and crossbones

シグナルワード

Danger

危険有害性情報

危険有害性の分類

Acute Tox. 3 Dermal - Acute Tox. 4 Inhalation - Acute Tox. 4 Oral - Aquatic Chronic 3

保管分類コード

6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Gloves, type N95 (US)


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

毒物及び劇物取締法

毒物

労働安全衛生法名称等を表示すべき危険物及び有害物

名称等を表示すべき危険物及び有害物

労働安全衛生法名称等を通知すべき危険物及び有害物

名称等を通知すべき危険物及び有害物

Jan Code

A7310-.05ML-PW:
A7310-.2ML:4548173343907
A7310-.2ML-PW:
A7310-BULK:
A7310-.05ML:4548173343891
A7310-VAR:


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Surface glycosylation profiles of urine extracellular vesicles
Gerlach JQ, et al.
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Missense mutation of POU domain class 3 transcription factor 3 in Pou3f3L423P mice causes reduced nephron number and impaired development of the thick ascending limb of the loop of Henle
Rieger A, et al.
Testing, 11(7) (2016)
Hydrochlorothiazide ameliorates polyuria caused by tolvaptan treatment of polycystic kidney disease in PCK rats
Wang A, et al.
Clinical and Experimental Nephrology, 23(4), 455-464 (2019)
Jean-Charles Gautier et al.
Toxicologic pathology, 38(6), 943-956 (2010-08-19)
Cisplatin is an anticancer agent that induces renal proximal tubule lesions in many species. Studies were conducted in Sprague-Dawley and Han-Wistar rats to evaluate the utility of novel preclinical biomarkers of nephrotoxicity for renal lesions caused by this compound. Groups
Alexandra Rieger et al.
PloS one, 11(7), e0158977-e0158977 (2016-07-16)
During nephrogenesis, POU domain class 3 transcription factor 3 (POU3F3 aka BRN1) is critically involved in development of distinct nephron segments, including the thick ascending limb of the loop of Henle (TAL). Deficiency of POU3F3 in knock-out mice leads to

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