A36883

アウリントリカルボン酸 アンモニウム塩

ACS reagent, powder or crystals

• 別名: ATA, アウリントリカルボン酸アンモニウム, アルミノン
• 化学式: C₂₂H₁₄O₉ · 3NH₃
• CAS番号: 569-58-4
• 分子量: 473.43
• カラーインデックス番号: 43810
• Beilstein: 3900820
• EC Number: 209-319-1
• MDL番号: MFCD00040925
• UNSPSCコード: 12171500
• PubChem Substance ID: 24890803
• NACRES: NA.47

特性

• product name: アウリントリカルボン酸 アンモニウム塩, ACS reagent
• 由来生物: synthetic
• 品質水準: 300
• グレード: ACS reagent
• 形状: powder or crystals
• 不純物: ≤0.1% insolubles
• 強熱残分: ≤0.2%
• 色: dark red
• mp: 220-225 °C (dec.) (lit.)
• 溶解性: water: soluble 100 mg/mL
• λmax: 450 nm; 522 nm (2nd)
• アプリケーション: diagnostic assay manufacturing; hematology; histology
• 保管温度: room temp
• SMILES記法: N.N.N.OC(=O)c1cc(ccc1O)\C(c2ccc(O)c(c2)C(O)=O)=C3/C=CC(=O)C(=C3)C(O)=O
• InChI: 1S/C22H14O9.3H3N/c23-16-4-1-10(7-13(16)20(26)27)19(11-2-5-17(24)14(8-11)21(28)29)12-3-6-18(25)15(9-12)22(30)31;;;/h1-9,23-24H,(H,26,27)(H,28,29)(H,30,31);3*1H3
• InChI Key: AIPNSHNRCQOTRI-UHFFFAOYSA-N

詳細

アプリケーション

アルミニウム用試薬

生物化学的／生理学的作用

アウリントリカルボン酸は水溶液中で容易に重合し、安定したフリーラジカルを形成します。これがタンパク質と核酸の相互作用を阻害します¹。本化合物は、酵素への核酸の結合を妨害することによって、リボヌクレアーゼ¹とトポイソメラーゼII²を強力に阻害します。NB2リンパ腫細胞におけるJak2/STAT5経路³、神経芽細胞腫におけるErbB4⁴、PC12細胞におけるMAPキナーゼ、Shcタンパク、ホスファチジルイノシチド3キナーゼ、ホスホリパーゼC⁵などのチロシンリン酸化過程を刺激します。アウリントリカルボン酸は、多くの細胞種においてアポトーシスを阻害します。その神経保護作用はおそらく、Ca²⁺非透過性GluR2受容体のダウンレギュレーションを妨防止する能力や⁶、アポトーシス中に活性化されるCa²⁺活性化プロテアーゼ、カルパインを阻害する能力⁷によるものと考えられます。

その他情報

相当量の重合体を含む場合があります。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves