05-369

抗Na+/K+ ATPase α-1抗体、クローンC464.6

clone C464.6, Upstate^®, from mouse

• 別名: ATPase, Na+/K+ transporting, alpha 3 polypeptide, Na(+)/K(+) ATPase alpha(III) subunit, Na(+)/K(+) ATPase alpha-3 subunit, Na+/K+ -ATPase alpha 3 subunit, Na+/K+ ATPase 3, Sodium pump subunit alpha-3, dystonia 12, sodium pump 3, sodium-potassium-ATPase,
• UNSPSCコード: 12352203
• eCl@ss: 32160702
• NACRES: NA.41

特性

• 由来生物: mouse
• 品質水準: 100
• 抗体製品の状態: purified immunoglobulin
• 抗体製品タイプ: primary antibodies
• クローン: C464.6, monoclonal
• 化学種の反応性: rabbit, monkey, sheep, mouse, Xenopus, human, pig, canine, rat
• 包装: antibody small pack of 25 μg
• メーカー／製品名: Upstate^®
• テクニック: immunocytochemistry: suitable; immunohistochemistry: suitable; immunoprecipitation (IP): suitable; western blot: suitable
• アイソタイプ: IgG1κ
• NCBIアクセッション番号: NM_001001586
• UniProtアクセッション番号: P05023
• 輸送温度: dry ice
• ターゲットの翻訳後修飾: unmodified
• 遺伝子情報: human ... ATP1A3(478)

詳細

詳細

Na+/K+-ATPase（別名Na+/K+ポンプまたはナトリウムカリウムポンプ）は、細胞膜に局在する酵素（起電性の膜貫通型ATPase)です。事実上すべてのヒト細胞の細胞膜に存在し、すべての細胞生物に共通しています。細胞電位を維持し、細胞容積を調節するために役立っています。
細胞電位を維持するために、細胞は細胞の中（細胞内）のナトリウムイオンを低濃度に保ち、カリウムイオンを高濃度に保つ必要があります。細胞の外（細胞外）には高濃度のナトリウムと低濃度のカリウムが存在するため、細胞膜のイオンチャネルを介して拡散が生じます。適切な濃度を維持するために、ナトリウムカリウムポンプは能動輸送によってナトリウムを外に、カリウムを内に汲み出します。

特異性

この抗体は、Na+/K+ ATPaseのα-1サブユニットアイソフォームを認識します。

免疫原

ウサギ腎髄質外層の膜画分から分離された精製Na+/K+ ATPase

アプリケーション

この抗Na+/K+ ATPase α-1抗体、クローンC464.6を用いたNa+/K+ ATPase α-1（ナトリウム／カリウムATPaseサブユニットアルファ1）の検出は、IC、IH、IP、WBでの使用が検証されています。

免疫沈降：
2 µgの前回のロットは、ラット脳ミクロソーム試料からα-1サブユニットを免疫沈降させました。

免疫組織染色：
1-10 µg/mLのこの抗体の前回のロットを、冷メタノール固定組織の免疫組織染色で使用しました。

1.ミクロソームをボイルしないでください。 37ºCで15分間温めることをお勧めします。
2.一部の組織のミクロソームには、この抗体の検出限界未満のナトリウムポンプサブユニットが含まれている場合があります。
3.平滑筋および骨格筋などの調製が困難な組織に由来するミクロソームは、高頻度で非特異的な交差反応性を示します。

研究カテゴリー
ニューロサイエンス

研究サブカテゴリー
イオンチャネル・トランスポーター

品質

ラット脳ミクロソーム試料のウェスタンブロットで常に評価されています。

ウェスタンブロッティング：
0.05-0.1 µg/mLで使用、20 µgのラット脳ミクロソーム試料（カタログ番号：12-144）中のα-1サブユニットを検出できます。バックグラウンドを軽減するため、PBS中の0.05% Tween-20で15分間ブロットを洗浄してください。

ターゲットの説明

112 kDa

物理的形状

0.02 M リン酸バッファー、pH 7.6、0.25 M NaCl、0.1%アジ化ナトリウムを含むバッファー中の精製マウスモノクローナルIgG1κ。
-20ºCで凍結してください。
Ag8マウス骨髄腫細胞と免疫化Balb/c脾臓細胞を融合させたハイブリドーマの培養上清から作製しました。 クローンC464.6は、6Hとも呼ばれます。

フォーマット：精製

プロテインGクロマトグラフィー

保管および安定性

-20°Cで受領日から1年間安定です。

取り扱いの推奨事項：
受領時は、キャップを開ける前に、バイアルを遠心し、溶液を穏やかに混合してください。 マイクロ遠心チューブに分注し、-20°Cで保存してください。 凍結融解を繰り返さないでください。IgGが損傷され、製品性能に影響を与える可能性があります

アナリシスノート

コントロール
Alpha 1 mRNAは検討したすべての細胞タイプに存在します。

その他情報

濃度：ロットに固有の濃度につきましては試験成績書をご参照ください。

法的情報

UPSTATE is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany

免責事項

メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

安全性情報

• 保管分類コード: 12 - Non Combustible Liquids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable