A15207

アセチレンジカルボン酸

95%

• 別名: 2-ブチン二酸
• 化学式: HOOCC≡CCOOH
• CAS番号: 142-45-0
• 分子量: 114.06
• Beilstein: 878357
• EC Number: 205-536-0
• MDL番号: MFCD00004362
• UNSPSCコード: 12352100
• PubChem Substance ID: 24890553
• NACRES: NA.22

特性

• アッセイ: 95%
• 形状: crystals
• mp: 180-187 °C (dec.) (lit.)
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: OC(=O)C#CC(O)=O
• InChI: 1S/C4H2O4/c5-3(6)1-2-4(7)8/h(H,5,6)(H,7,8)
• InChI Key: YTIVTFGABIZHHX-UHFFFAOYSA-N

詳細

アプリケーション

アセチレンジカルボン酸は一般に自分自身のエステル誘導体の合成、アセチレンジカルボン酸ジメチル（DMAD）およびアセチレンジカルボン酸ジメチル（有機合成で有用な前駆体）の合成に使用されます。
一般的応用の幾つかを以下に示します：

• アセチレンジカルボン酸とそのエステル誘導体はCu（I）触媒の作用を受けてアセトフェノンとラジカル付加反応を起こして、フラン誘導体を生成します。
• これは、共有結合性有機構造体（COF）および、IRMOF-0のような金属有機構造体（MOF）の調製で使用される最短の直線リンクの1つです。
• 各種のヘキサアリールベンゼンは、アセチレンジカルボン酸の誘導体として得られるジアリールアルキンの酸化的脱水素環化を利用して作り出すことができます。
• 分子鎖またはデンドリマー（例：2,3,8-三官能基インデノキノクサリンデンドロン、ビスアリールアセチレン発色団）合成時のスペーサーとして使用されます。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS06
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H301,H315,H319,H335
• 注意書き: P261 - P264 - P271 - P301 + P310 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 3 Oral - Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 保管分類コード: 6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): 267.8 °F
• 引火点(℃): 131 °C
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type P2 (EN 143) respirator cartridges