作業手順
- 作業開始前に70%アルコールでキャビネットを消毒します。
- 作業開始前に手袋に70%アルコールを噴霧して消毒し、30秒間乾かします。
- 作業開始前にすべての材料および器具をキャビネットに入れます。キャビネット内の器具または細胞培養操作実施中にキャビネットに取り込む予定の器具(培地ボトル、ピペットチップの箱、ピペットエイド)は、使用前に70%アルコールで湿らせたティッシュなどで拭いてください。
- 作業中、キャビネット外のもの(特に顔や毛髪)に触れて手袋を汚染しないようにします。手袋が汚染された場合は、作業を進める前に、再度70%アルコールを噴霧してください。
- コンタミネーションされた培地を処理した後やすべての細胞培養操作の終了時に手袋を廃棄します。
- キャビネット内で素早い動作をしてはなりません。キャビネット外であっても同様です。ゆっくりした動作ならば、キャビネット内の空気が適切に循環します。
- 会話、くしゃみ、咳は、キャビネットから離れたところで行い、空気の流れを乱さないようにします。
- 作業が完了したら、すべての器具と材料を消毒し、キャビネットから取り出します。キャビネット内の作業台に70%アルコールを噴霧し、ティッシュなどで拭いて乾かします。
- 液状の細胞培養廃棄物は、次亜塩素酸ナトリウム溶液(10,000 ppm)で処理し、キャビネット内に2時間以上(できれば一晩)放置してから、多量の水とともに廃棄します。
- メーカーの指示に従って、キャビネットの表面を定期的に消毒液で洗浄するか、キャビネットを燻蒸消毒します。ただし、燻蒸ではホルムアルデヒドガスが発生するため、ラボ環境が安全であることを確認する必要があります。安全衛生アドバイザーに相談してください。
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