C9903

コレラトキシンBサブユニット

≥95% (SDS-PAGE), lyophilized powder, enterotoxin

• 別名: CTB, コレラゲノイド, コレラトキシンBサブユニット コレラ菌由来
• MDL番号: MFCD02356522
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 329775212
• NACRES: NA.77

特性

• product name: コレラトキシンBサブユニット, ≥95% (SDS-PAGE), lyophilized powder
• 品質水準: 300
• アッセイ: ≥95% (SDS-PAGE)
• 形状: lyophilized powder
• 分子量: ~12 kDa
• 組成: Protein, ~5% Lowry
• 不純物: ≤0.5% Cholera toxin A subunit (SDS-PAGE)
• 溶解性: H₂O: 10 mg/mL
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: CCOc1ccccc1C(=O)Nc2ccc(Cl)c(c2)C(F)(F)F
• InChI: 1S/C16H13ClF3NO2/c1-2-23-14-6-4-3-5-11(14)15(22)21-10-7-8-13(17)12(9-10)16(18,19)20/h3-9H,2H2,1H3,(H,21,22)
• InChI Key: YDXZSNHARVUYNM-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

コレラトキシンは、ヘテロ六量体AB5エンテロトキシンです。コレラトキシンBサブユニットは、コレラ菌（Vibrio cholera）が産生するコレラ毒素のBサブユニット五量体です。一般に、細胞内輸送およびシグナル伝達メカニズムに寄与しています。

アプリケーション

コレラトキシンBサブユニットは、以下の目的に使用されています。

• カスパーゼ-4のエンドトキシン感受性を測定する研究におけるマクロファージ刺激および腹腔内注射。
• 成体ラットVmesニューロン細胞の二重免疫蛍光組織化学と組み合わせた経神経節および逆行性軸索追跡法。

生物化学的／生理学的作用

コレラ毒素Bサブユニットは、ガングリオシドGM1の結合および逆行輸送を生かし、神経学的研究のトレース追跡に使用されています。コレラ毒素で処理された組織培養細胞は死滅せず、動物の組織は壊死しません。

特徴および利点

この化合物は、サイクリックヌクレオチドの研究に使用することを主眼に置いた製品です。ここをクリックしてくださいさらに多くのサイクリックヌクレオチド研究向けの製品をご覧になれます。他の研究分野用の生理活性小分子についてさらに詳しくお知りになりたいときはsigma.com/discover-bsmをクリックしてください。

包装

包装サイズはタンパク質含量を基準にしています。

物理的形状

凍結乾燥品 (Trisバッファ-塩, NaCl, EDTAナトリウム, アジ化ナトリウム含有)。

再構成

CTBの最終濃度が1 mg/mlになるように水で復元すると、得られる溶液は、0.05 Mトリス緩衝液（pH 7.5）、0.2 M NaCl、3 mM NaN₃、および1 mM EDTAナトリウムを含むことになります。

アナリシスノート

活性は、ガングリオシドGM₁コ-ティングマルチウェルプレ-ト、ウサギ由来抗コレラトキシンBサブユニット抗体、2次抗体としてペルオキシダ-ゼ標識ヤギ抗ウサギIgGを用いたELISAで測定しています。0.05~1μg/mLのコレラトキシンBサブユニットで結合の50%飽和が得られます。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H312 + H332,H412
• 注意書き: P261 - P271 - P273 - P280 - P302 + P352 + P312 - P304 + P340 + P312
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Dermal - Acute Tox. 4 Inhalation - Aquatic Chronic 3
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable