A6964

アクターゼ 溶液

sterile-filtered, suitable for cell culture

• 別名: Cell detachment solution
• MDL番号: MFCD01632905
• UNSPSCコード: 12352204
• NACRES: NA.75

特性

• 無菌性: sterile-filtered
• 品質水準: 200
• 形状: liquid
• 濃度: 400-600 units/mL
• テクニック: cell culture | mammalian: suitable; single cell analysis: suitable
• 不純物: ≤1 EU/mL endotoxin
• pH: 6.8-7.8
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C

詳細

詳細

アキュターゼ^®溶液［Ca++またはMg++を含まないダルベッコリン酸緩衝生理食塩水（DPBS）］は、細胞剥離のためのタンパク質分解酵素およびコラーゲン分解酵素を含有しています。標準的な組織培養プラスチック製品や接着コーティングされたプラスチック製品からの細胞剥離に有用です。アキュターゼは、細胞を少ない損傷で培養容器から剥離するために役立つため、細胞剥離に関してはトリプシンよりも推奨されます。そのため、アキュターゼは、感受性細胞の処理や表面マーカーの分析のためによく用いられます。

アプリケーション

アキュターゼ^®溶液は、脳腫瘍細胞、人工多能性幹細胞（IPSC）および膠芽腫細胞を単一細胞に分散させるなど、凝集したクラスターの中で増殖する非付着細胞の剥離や消化に使用されています。

シーケンシングのための単一細胞懸濁液の調製用に適しています。

一次線維芽細胞、内皮細胞、ニュ-ロン、腫瘍細胞株、昆虫細胞の剥離に有効であることが証明されています。 細胞表面マ-カ-の分析、ウイルス成長アッセイ、フロ-サイトメトリ-およびバイオリアクタ-のスケ-ルアップに使用する細胞の剥離に、非常に有用です。 哺乳類または微生物に由来する産物を含んでいません。

特徴および利点

タンパク質分解酵素とコラ-ゲン分解酵素からなる独自組成の混合液です。標準的なプラスチック容器や接着被膜されたプラスチック容器からの細胞の剥離にそのままお使いいただけます。

その他の調製法

0.5 mM EDTA•4Na、3 mg/L フェノールレッド含有ダルベッコPBS(0.2 g/L KCl、0.2 g/L KH₂PO₄、8 g/L NaCl、1.15 g/L Na₂HPO₄)で調製。製品の使用法情報ウェブサイト上の製品データシートをご参照ください。

調製ノート

本製品は、フェノールレッドを含んでいます。本製品は、ドライアイスと共に出荷されるため、パッケージ内に相当量のCO₂が蓄積することがあります。このCO₂は、溶液内に侵入し、わずかにpHを下げ、ピンク色（pH 7.8付近）に対して黄色-オレンジ色（pH 6.8）を生成することがあります。溶液が黄色-オレンジ色（酸性）である場合は、まだそのまま使用できますが、pHを調整するために水酸化ナトリウムを加えることもできます。

法的情報

Accutase is a registered trademark of Innovative Cell Technologies, Inc.

安全性情報

• 保管分類コード: 12 - Non Combustible Liquids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable