コンテンツへスキップ
Merck

A6191

Sigma-Aldrich

Antipain dihydrochloride

lyophilized powder

別名:

N-(Nα-カルボニル-Arg-Val-Arg-アル)-Phe

ログイン組織・契約価格を表示する


About This Item

実験式(ヒル表記法):
C27H44N10O6 · 2 HCl
CAS番号:
分子量:
677.62
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352202
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.77

product name

アンチパイン 二塩酸塩 微生物由来, protease inhibitor

由来生物

Streptomyces sp.

品質水準

形状

lyophilized powder

有効性

1.4 μM Ki

溶解性

H2O: 50 mg/mL
1-butanol: soluble
1-propanol: soluble
DMSO: soluble
ethanol: soluble
methanol: soluble

作用機序

enzyme | inhibits

保管温度

−20°C

SMILES記法

Cl[H].Cl[H].[H]C(=O)C(CCCNC(N)=N)NC(=O)[C@@H](NC(=O)[C@H](CCCNC(N)=N)NC(=O)NC(Cc1ccccc1)C(O)=O)C(C)C

InChI

1S/C27H44N10O6.2ClH/c1-16(2)21(23(40)34-18(15-38)10-6-12-32-25(28)29)37-22(39)19(11-7-13-33-26(30)31)35-27(43)36-20(24(41)42)14-17-8-4-3-5-9-17;;/h3-5,8-9,15-16,18-21H,6-7,10-14H2,1-2H3,(H,34,40)(H,37,39)(H,41,42)(H4,28,29,32)(H4,30,31,33)(H2,35,36,43);2*1H/t18?,19-,20?,21-;;/m0../s1

InChI Key

YAHXZYICKJUJEO-BXLPLHKWSA-N

類似した製品をお探しですか? 訪問 製品比較ガイド

詳細

化学構造:ペプチド

アプリケーション

微生物由来のアンチパイン二塩酸塩は、ウェスタンブロッティングにおいて脂肪細胞タンパク質の調製に使用されており、またゲルシフト分析で核抽出物の単離に用いるプロテアーゼ阻害剤カクテルに使用されています。
50%阻害を示す濃度(μg/mL):
パパイン、0.16
トリプシン、0.26
カテプシンA、1.19
カテプシンB、0.59
カテプシンD、125
プラスミン、>93
キモトリプシンおよびペプシン、>250
Ki = 1.4 μMでカルパインIを阻害することも報告されています(ブタ)。

生物化学的/生理学的作用

また、アンチパイン二塩酸塩は、パパインおよびカテプシンBの作用を阻害します。
セリン/システインプロテアーゼ、および一部のトリプシン様セリンプロテアーゼの可逆的インヒビターです。この作用はロイペプチンに類似していますが、このプラスミン阻害作用は低く、カテプシンAの阻害はロイペプチンで認められている活性より高いものです。アンチパインの慢性的投与により、化学的に誘導されるBALB/c-/3T3細胞の形質転換の頻度を減少させることができます。

調製ノート

水に50 mg/mLで溶解したとき、透明~わずかに濁った黄色の溶液となります。メタノール、水、およびDMSOに可溶、エタノール、ブタノール、およびプロパノールにはわずかに可溶、ベンゼン、ヘキサン、およびクロロホルムには不溶であると報告されています。8 水またはバッファーに溶解したストック溶液は-20°Cで約1ヶ月間安定です。

末端のアルデヒド基が酸化やラセミ化する可能性がありますので、希釈後の溶液は氷上で保存し、当日中に使用してください。
水またはバッファーに溶解したストック溶液は4°Cで1週間、-20°Cで1ヶ月間安定です。

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Gloves, type N95 (US)


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

A6191-100MG-PW:
A6191-1MG:
A6191-VAR:
A6191-5MG-PW:
A6191-25MG:
A6191-25MG-PW:
A6191-5MG:
A6191-BULK:
A6191-5MG-KC:
A6191-1MG-PW:
A6191-100MG:


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

以前この製品を購入いただいたことがある場合

文書ライブラリで、最近購入した製品の文書を検索できます。

文書ライブラリにアクセスする

The adipose tissue phenotype of hormone-sensitive lipase deficiency in mice
Wang S, et al.
Obesity Research, 9(2), 119-128 (2001)
Wenjie Xia et al.
Foods (Basel, Switzerland), 9(6) (2020-07-02)
In this study, a novel method called selective proteolysis was applied to the glycinin component of soy protein isolate (SPI), and a degraded glycinin hydrolysate (DGH) was obtained. The effects of high-intensity ultrasound (HIU) treatment (20 kHz at 400 W
Dawson, R., ed.
Data for Biochemical Research, 328-328 (1987)
Zollner, H., ed.
Handbook of Enzyme Inhibitors, 94-94 (1993)
Mechanism of interferon-gamma mediated down-regulation of interleukin-10 gene expression
Schaefer A, et al.
Molecular Immunology, 46(7), 1351-1359 (2009)

資料

Uncover properties and applications of the cysteine protease papain and find inhibitors, substrates, and other papain products.

パパインはペプチダーゼC1ファミリーに属するシステインプロテアーゼです。パパインは3つのジスルフィド架橋および酵素活性に必要なスルフヒドリル基を持つ1本のポリペプチド鎖から成ります。

プロトコル

Thrombin is an endolytic serine protease that selectively cleaves the Arg–Gly bonds of fibrinogen to form fibrin and release fibrinopeptides A and B.

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

製品に関するお問い合わせはこちら(テクニカルサービス)