MABN893

抗ABCA1抗体 クローンMABI98-7

clone MAB198-7, from rat

• 別名: ATP-binding cassette sub-family A member 1, ATP-binding cassette transporter 1, ATP-binding cassette 1, ABCA 1, ABCA-1
• UNSPSCコード: 12352203
• eCl@ss: 32160702
• NACRES: NA.41

特性

• 由来生物: rat
• 品質水準: 100
• 抗体製品の状態: purified immunoglobulin
• 抗体製品タイプ: primary antibodies
• クローン: MAB198-7, monoclonal
• 化学種の反応性: mouse, human
• テクニック: immunohistochemistry: suitable; western blot: suitable
• アイソタイプ: IgG2aκ
• NCBIアクセッション番号: NP_038482
• UniProtアクセッション番号: P41233
• 輸送温度: dry ice
• ターゲットの翻訳後修飾: unmodified
• 遺伝子情報: bovine ... Abca1(535379)

詳細

詳細

ATP結合カセットサブファミリーAメンバー1（別名：ATP結合カセットトランスポーター1［ABC-1］またはATP結合カセット1）は、Abca1またはAbc1という遺伝子名でコードされ、cAMP依存性かつスルホニル尿素感受性のアニオントランスポーターです。ABCA1は、ABCトランスポータースーパーファミリーとABCAファミリーのメンバーです。ABCA1は、細胞内コレステロール輸送に影響を及ぼす重要なゲートキーパーです。ABCA1は、疎水性の膜アンカードメインとATP結合カセット（ABC）ドメインを含む、2つの相同な部分を有し、多機能ポリペプチドとして機能する可能性があります。ABCA1は、J774マクロファージにおいてエンドトキシン（LPS）またはサイトカイン（TNFおよびIL-1）によって発現抑制されることが示されています。マクロファージにおけるエンドトキシンによる発現抑制は、肝臓のX受容体／レチノインX受容体（LXR／RXR）によって媒介される可能性は低いです。ABCA1はMEGF10と相互作用し、成人組織に広く発現しており、その発現量は子宮および妊娠子宮で最も高くなっています。ABCA1遺伝子の変異はタンジール病（TD）と関連しています。TDは常染色体劣性遺伝疾患であり、血漿HDL、コレステロールエステルが細網内皮系に沈着しないことと、細胞内脂質輸送に障害が生じることに起因します。

免疫原

エピトープ：免疫原はC末端付近です。

マウスABCA1のC末端に対応する直鎖ペプチド。

アプリケーション

この抗ABCA1抗体は、WBおよびIHにおける使用について検証済みであり、ABCA1を検出できます。

ウェスタンブロッティング：MABN893は、WTマウスの脳ライセート中のABCA1を検出し、ABCA1ノックアウト成体マウスの脳ライセート中のシグナル消失を示しました（Hu et al., 2008.J Lipid Res. 2008 Feb;49(2):386-93.）。
免疫組織染色：希釈倍率1:250で使用、ヒト大脳皮質、視床、腎臓組織中のABCA1を検出できます。
MAB Institute, Inc.との協力で作成。

研究のカテゴリ
神経科学

研究のサブカテゴリ
イオンチャネルおよびトランスポーター

品質

カリキュリンおよびオカダ酸処理NIH-3T3細胞ライセートにおいてウェスタンブロッティングにより評価済み。

ウェスタンブロッティング：1 µg/mLで使用、カリキュリンおよびオカダ酸処理NIH-3T3細胞ライセート10 µg中のABCA1を検出できます。

ターゲットの説明

実測値：約254 kDa

物理的形状

フォーマット：精製品

精製プロテインG

精製ラットモノクローナルIgG2aκ抗体、0.05%アジ化ナトリウムを含有するPBSに溶解。

保管および安定性

-20℃で受領日から1年間安定です。
取扱いに関する推奨事項：25 μLのろ過された実験室グレードの水またはPBSを加えて溶解します。微量遠心管に分注し、 -20℃で保存します。IgGを損傷し、製品の性能に影響を及ぼす可能性のある凍結／融解の繰り返しは避けてください。

その他情報

濃度：ロットのデータシートを参照してください。

免責事項

メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

安全性情報

• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable