厚さ1ナノメートル以下の2次元材料は、その独特な性質と多様な構造への(自己)集合能力により、単一のシートとして、あるいはヘテロ構造やメタマテリアルの構成要素として使用することができます。グラフェンが最もよく知られた例ですが、BN(白色グラフェン)からMXene(マキシン)に至るまで、数多くの化合物が2次元シートとして製造されています。様々な2次元材料を組み合わせることで、バルク材料では得られないユニークな特性の組み合わせを実現することができます。MXeneファミリーの多彩な化学的特性は、グラフェン、BN、その他の2次元材料を補完し、広範な用途に対応することが可能です。
主要テーマ
- 2次元材料とは
- 2次元ナノ材料の性質
- 2次元ナノ材料のアプリケーション
- MXeneを中心に解説し、さらにこの新規2次元材料が既存の2D材料(グラフェン、BN、TMDなど)をいかに補完するかに注目します。
講演者

Dr. Yury Gogotsi
Drexel University
Professor of Materials Science and Engineering
Yury Gogotsi博士は、ドレクセル大学 材料工学科の卓越教授およびCharles T. and Ruth M. Bach教授です。A.J. Drexel Nanomaterials Instituteの所長も務めています。
Materials science and engineering
- 3D bioprinting
期間:1時間8分
言語:English
セッション 1:presented June 16, 2021
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