N1127

2-ニトロフェニル β-D-ガラクトピラノシド

≥98% (enzymatic)

• 別名: o-ニトロフェニル β-D-ガラクトピラノシド, ONPG
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₂H₁₅NO₈
• CAS番号: 369-07-3
• 分子量: 301.25
• Beilstein: 92207
• EC Number: 206-716-1
• MDL番号: MFCD00063255
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 24897461
• NACRES: NA.52

特性

• グレード: for molecular biology
• アッセイ: ≥98% (enzymatic)
• 形状: powder
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: OC[C@H]1O[C@@H](Oc2ccccc2[N+]([O-])=O)[C@H](O)[C@@H](O)[C@H]1O
• InChI: 1S/C12H15NO8/c14-5-8-9(15)10(16)11(17)12(21-8)20-7-4-2-1-3-6(7)13(18)19/h1-4,8-12,14-17H,5H2/t8-,9+,10+,11-,12-/m1/s1
• InChI Key: KUWPCJHYPSUOFW-YBXAARCKSA-N

詳細

詳細

ONPG（2-ニトロフェニルβ-D-ガラクトピラノシド）は、β-ガラクトシダーゼの発色性基質です。

アプリケーション

2-ニトロフェニルβ-Ｄ-ガラクトピラノシドはlacZ活性を検出し、これによりβ-ガラクトシダーゼの存在を検出するための酵素基質です。

生物化学的／生理学的作用

β-ガラクトシダーゼは、ラクトースをガラクトースとグルコースに分解します。β-ガラクトシダーゼはラクトース特異的ではなく、単純なガラクトシドに作用できます。2-ニトロフェニルβ-D-ガラクトピラノシドを加水分解すると、ガラクトースと黄色の発色性化合物が放出されます。この検査基質は誘導されたパーミアーゼ酵素または構成的なパーミアーゼ酵素には依存せずに細胞内に入るため、反応は迅速で24時間以内に生じます。

原理

β-ガラクトシダーゼは、ラクトースをガラクトースとグルコースに分解します。β-ガラクトシダーゼはラクトース特異的ではなく、単純なガラクトシドに作用できます。2-ニトロフェニルβ-D-ガラクトピラノシドを加水分解すると、ガラクトースと黄色の発色性化合物が放出されます。この検査基質は誘導されたパーミアーゼ酵素または構成的なパーミアーゼ酵素には依存せずに細胞内に入るため、反応は迅速で24時間以内に生じます。

再構成

分子生物学グレードの水で3 mg/mLの保存溶液を調製できます。 または、約20.5 mg/mLの保存溶液を100 mMリン酸ナトリウムバッファー（pH 7.3）で調製します。この製品を完全に溶解するためにゆっくりと加温することが必要になることがあります。

基質

β-ガラクトシダーゼの発色性基質

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)