M7033

N^G-メチル-L-アルギニン 酢酸塩

≥98% (TLC), powder, nitric oxide synthase inhibitor

• 別名: N_ω-メチル-L-アルギニン 酢酸塩, L-NMMA, N⁵-(メチルアミジノ)-L-オルニチン 酢酸塩, N^G-モノメチル-L-アルギニン 酢酸塩
• 実験式（ヒル表記法）: C₇H₁₆N₄O₂ · C₂H₄O₂
• CAS番号: 53308-83-1
• 分子量: 248.28
• Beilstein: 6674255
• MDL番号: MFCD00069311
• UNSPSCコード: 12352209
• PubChem Substance ID: 24278043
• NACRES: NA.77

特性

• 製品名: N^G-メチル-L-アルギニン 酢酸塩, ≥98% (TLC)
• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥98% (TLC)
• フォーム: powder
• 溶解性: water: 49.00-51.00 mg/mL, clear to very slightly hazy, colorless to faintly yellow
• SMILES記法: CC(O)=O.CNC(=N)NCCC[C@H](N)C(O)=O
• InChI: 1S/C7H16N4O2.C2H4O2/c1-10-7(9)11-4-2-3-5(8)6(12)13;1-2(3)4/h5H,2-4,8H2,1H3,(H,12,13)(H3,9,10,11);1H3,(H,3,4)/t5-;/m0./s1
• InChI Key: IKPNWIGTWUZCKM-JEDNCBNOSA-N
• 遺伝子情報: human ... NOS1(4842) , NOS2(4843) , NOS3(4846) ; mouse ... Nos2(18126) ; rat ... Nos1(24598) , Nos2(24599)

詳細

アプリケーション

N^G-メチル-L-アルギニン酢酸塩は以下のように用いられています：

• 傷を負ったマウスの創傷治癒研究において一酸化窒素シンターゼ（NOS）阻害剤として[1]
• マウス幹細胞の一酸化窒素（NO）免疫抑制効果研究のための一酸化窒素シンターゼ（NOS）阻害剤として[2]
• 血球呼吸バースト測定において NO レベルモニターのための阻害剤として[3]

生物化学的／生理学的作用

N^G-メチル-L-アルギニンはニューロン、内皮細胞およびマクロファージ中の一酸化窒素シンターゼ阻害剤です[4]。内皮由来血管弛緩因子を阻害し肺動脈および静脈の収縮を促進します。その立体選択性がアルギニンから一酸化窒素（NO）の生成を阻害します[5]。エピネフリンおよびグルコースのレベルを上昇させ、中枢神経系での高血糖の一因となります。[6]

特徴および利点

この化合物は、Handbook of Receptor Classification and Signal Transduction（受容体分類およびシグナル伝達ハンドブック）のNitric Oxide Synthases（一酸化窒素シンターゼ）のページに記載されています。ハンドブックのその他のページをご覧になるには、こちらをクリックしてください。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)