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詳細
主要DNA結合タンパク質(UniProt:P04296) はDBP(別名:Infected cell protein 8、ICP8、UL29)遺伝子(遺伝子ID:2703458) 、ヒト単純ヘルペスウィルス1。HSV1-ICP8は分子量128 kDaの、ヘルペス・ウイルス科由来単鎖DNA結合タンパク質です。Herpes Simplex Virus Type 1 (HSV-1)およびAdeno-Associated Virus (AAV) 両方のDNA複写に必須の複製因子です。HSV1-ICP8はssDNAに強固かつ強力的に結合してdsDNAヘリックスを不安定化するとともにDNA鎖の移転を促進し、そしてssDNAを復元します。ICP8は親ウィルスゲノムからの転写を抑制することにってウィルスゲノムの発現を調節し、子孫ゲノムからの遺伝子発現を刺激すると報告されています。複製コンパートメントには50以上の細胞およびウィルスタンパク質が関係することが知られており、その多くがDMAの複製と修復、組み換え、クロマチンモデリングに関与します。DNAの複製が起こらないとき、HSV1-ICP8は核骨格関連構造(複写前の部位)に存在します;しかし、ウィルスDNAの複写が進むにつれて球状核内構造(複製コンパートメント)へと移動します。(参考文献:Glauser, D.L., et al. (2007).J. Virol.81(9): 4732-4743; Tolun, G., et al. (2013).Nucleic Acids Res. 41(11): 5927 5937).
特異性
クローン10A3は、ヒト単純ヘルペスウィルス1のICP-8タンパク質を検出しました。
免疫原
U-35-VERO細胞から精製したICP8。
アプリケーション
このウサギポリクロナールAnti-HSV1-ICP8、クローン10A3(カタログ番号 MAB8672-I)は、単純ヘルペスウイルスに感染した細胞タンパク質の検出を目的としたウェスタンブロッティングでの使用が検証されています。
ウェスタンブロッティング:代表的なロットを使用して、Hela細胞中のHSV1-ICP8を検出しました(Glauser, D.L., et. al. (2007).J Virol.81(9):4732-43)。
品質
リコンビナントタンパク質の使用についてウェスタンブロッティングで評価しました。
ウェスタンブロッティング:この抗体を希釈倍率1:5,000で使用して、1.25 µgの1CB8リコンビナントタンパク質を検出しました。
ウェスタンブロッティング:この抗体を希釈倍率1:5,000で使用して、1.25 µgの1CB8リコンビナントタンパク質を検出しました。
ターゲットの説明
実測値:約128 kDa;算出値:128.35 kDa。一部のライセートでは、特性が明らかになっていないバンドが認められることがあります。
物理的形状
フォーマット:精製
その他情報
濃度:ロットに固有のデータシートを参照してください。
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保管分類コード
12 - Non Combustible Liquids
WGK
WGK 1
適用法令
試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。
Jan Code
MAB8672-I:
試験成績書(COA)
製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。
Journal of virology, 91(12) (2017-03-31)
Upon herpes simplex virus 1 (HSV-1) infection, the CD98 heavy chain (CD98hc) is redistributed around the nuclear membrane (NM), where it promotes viral de-envelopment during the nuclear egress of nucleocapsids. In this study, we attempted to identify the factor(s) involved
Journal of virology, 84(4), 2110-2121 (2009-12-04)
Herpesvirus nucleocapsids assemble in the nucleus and must cross the nuclear membrane for final assembly and maturation to form infectious progeny virions in the cytoplasm. It has been proposed that nucleocapsids enter the perinuclear space by budding through the inner
Journal of virology, 89(17), 8982-8998 (2015-06-19)
To clarify the function(s) of the herpes simplex virus 1 (HSV-1) major virion structural protein UL47 (also designated VP13/14), we screened cells overexpressing UL47 for UL47-binding cellular proteins. Tandem affinity purification of transiently expressed UL47 coupled with mass spectrometry-based proteomics
ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.
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