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5,10,15,20-テトラキス(1-メチル-4-ピリジニオ)ポルフィリンテトラ(p-トルエンスルホン酸塩)

Dye content 90 %

• 別名: meso-テトラ(N-メチル-4-ピリジル)ポルフィン 四トシル酸塩, TMPyP
• 実験式（ヒル表記法）: C₇₂H₆₆N₈O₁₂S₄
• CAS番号: 36951-72-1
• 分子量: 1363.60
• Beilstein: 6049195
• MDL番号: MFCD00013468
• UNSPSCコード: 12352103
• PubChem Substance ID: 24859370
• NACRES: NA.23

特性

• 形状: powder
• 組成: Dye content, 90%
• 溶解性: water: soluble 50 mM(lit.)
• λmax: 421 nm
• SMILES記法: Cc1ccc(cc1)S([O-])(=O)=O.Cc2ccc(cc2)S([O-])(=O)=O.Cc3ccc(cc3)S([O-])(=O)=O.Cc4ccc(cc4)S([O-])(=O)=O.C[n+]5ccc(cc5)-c6c7ccc(n7)c(-c8cc[n+](C)cc8)c9ccc([nH]9)c(-c%10cc[n+](C)cc%10)c%11ccc(n%11)c(-c%12cc[n+](C)cc%12)c%13ccc6[nH]%13
• InChI: 1S/C44H37N8.4C7H8O3S/c1-49-21-13-29(14-22-49)41-33-5-7-35(45-33)42(30-15-23-50(2)24-16-30)37-9-11-39(47-37)44(32-19-27-52(4)28-20-32)40-12-10-38(48-40)43(36-8-6-34(41)46-36)31-17-25-51(3)26-18-31;4*1-6-2-4-7(5-3-6)11(8,9)10/h5-28H,1-4H3,(H,45,46,47,48);4*2-5H,1H3,(H,8,9,10)/q+3;;;;/p-3/b41-33-,41-34-,42-35-,42-37-,43-36-,43-38-,44-39-,44-40-;;;;
• InChI Key: AKZFRMNXBLFDNN-GVHKZQBISA-K

詳細

詳細

5,10,15,20-テトラキス（1-メチル-4-ピリジニオ）ポルフィリンテトラ（p-トルエンスルホネート）（TMPyP）は、カチオン性の2光子色素であり、培養細胞中のDNAに結合し、細胞の生存率に影響を及ぼします。ナノ粒子によるTMPyPの長期のカプセル化は、色素の細胞との直接的な接触を防ぎますが、色素は、赤外光の照射による一重項酸素の生成によって細胞を殺すことができます。TMPyP機能化グラフェン上に支持された白金ナノ粒子のナノ構造化触媒は、水熱ポリオール処理によって調製されます。TMPyPは、真菌Candida albicansとのインキュベーションにおいて、優れた¹O₂発光シグナルを示すことが報告されています。TMPyPは、光励起において、化学的に還元された酸化グラフェンとの電荷移動相互作用を受けます。また、光線力学的治療用の光増感剤として有用であることも報告されています。

アプリケーション

5,10,15,20-テトラキス（1-メチル-4-ピリジニオ）ポルフィリンテトラ（p-トルエンスルホネート）（TMPyP）は、カチオン性のポルフィリンであり、UV-可視および蛍光法を使用した、グラフェンのカチオン性ポルフィリンとの非共有結合性機能化の研究に使用されました。TMPyPは、視覚用蛍光のための多機能性膜の調製における目視できる警告用のオプティカル指示リガンドとして、および水溶液中のカドミウムイオンの吸着除去の促進に使用できます。また、TMPyPは、非共有結合的に吸着させた複合体からの、（TMPyP）-単層カーボンナノチューブ（SWNT）/銅クロロフィリンナトリウム-SWNT層状フィルムの作成にも使用されました。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves