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リコンビナントマウスIgG抗体

HAMAブロッキングの向上


ブロッキング抗体は、血清サンプル中に存在する阻害抗体を中和し、捕捉抗体および検出抗体と目的物質の正確な結合を実現する。

図1.ブロッキング抗体は、血清サンプル中に存在する阻害抗体を中和し、捕捉抗体および検出抗体と目的物質の正確な結合を実現する

リコンビナントマウスIgG抗体

イムノアッセイ試験のサンプル中に存在する、試験に悪影響を及ぼすタンパク質に対する適切なブロッカーを見つけることは、一貫性、信頼性および入手における制約を考えると困難な場合があります。そこで、動物血清から精製したマウスIgGに取って代わる、サステナブルな新しいIgGを開発しました。この新しいリコンビナントマウスIgG抗体は、イムノアッセイメーカーに、非特異的抗体による干渉を効率的に低減し、ロットの再現性とテストの正確性を向上させる、厳密に管理された非動物由来のブロッキング溶液を提供します。

リコンビナントマウスIgG抗体の製品化

私たちは、動物実験を行わない(アニマルフリーの)マウスIgGブロッカー抗体製品を2種類ご用意しています。リコンビナントマウスIgG B1とリコンビナントマウスIgG B2です。いずれも安全なサプライチェーンによりサポートされています。これらは、CHO細胞の中でも安定した細胞株で生産されたユニークなクローンから開発されました。

  • リコンビナントマウスIgG B1は、血清由来のマウスIgGに取って代わる製品で、捕捉抗体および検出抗体を用いたイムノアッセイシステムから阻害抗体を排除するパッシブブロッキングアプローチが採用されています。
  • リコンビナントマウスIgG B2は、B1の改良型で、イムノアッセイサンプルである血清中の抗マウス抗体に対する標的ブロッキング戦略を提供するように設計されています。

これらのリコンビナントマウスIgG抗体と、現在市販されている血清由来のマウスIgGブロッカーとの比較試験を社内で実施しました。その結果、ELISAテストにおいて、ブレンドしたタイプは1 mg/mLの濃度で、同等以上のブロッキング効率を示しました。詳しくはこちらをご覧ください


リコンビナントマウスIgG抗体の利点

これらはアニマルフリーの溶液で、血清由来のマウスIgGと比較して、ブロッキング能力を向上させることを主として設計されています。さらに、これらの製品には、次のような特徴・利点があります。


HAMAブロッキング

ターゲットブロッキングでサステナブルなリコンビナントマウスIgGを使用したアッセイ精度の向上にご興味をお持ちですか?下記のフォームに必要事項をご記入の上、送信してください。


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