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Merck

M5063

Sigma-Aldrich

ミエリン関連糖タンパク質/Fcキメラ ラット由来

>95% (SDS-PAGE), recombinant, expressed in NSO cells, lyophilized powder

別名:

MAG

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About This Item

MDL番号:
UNSPSCコード:
12352204
NACRES:
NA.83

由来生物

rat

品質水準

リコンビナント

expressed in NSO cells

アッセイ

>95% (SDS-PAGE)

形状

lyophilized powder

分子量

120 kDa by SDS-PAGE
calculated mol wt ~81 kDa

不純物

endotoxin, tested

UniProtアクセッション番号

アプリケーション

cell analysis

保管温度

−20°C

遺伝子情報

rat ... Mag(29409)

関連するカテゴリー

生物化学的/生理学的作用

MAGは、細胞外ドメインに5つのIg様ドメインを含むI型膜貫通糖タンパク質であり、 イムノグロブリンスーパーファミリーに属する接着分子です。これらの接着分子は、I型シリアルレクチンサブグループを定義するシアル酸残基を含む細胞表面グリカンと特異的に結合します。そのため、シアロアドヘシンファミリーとも呼ばれます。シアロアドヘシンは、細胞表面のシアル酸を含む特異的グリカンを認識することにより、多様な生物学的過程に介在します。中枢および末梢神経系のミエリンの微量成分であるMAGは、ミエリンの形成および維持に関与していました。MAGは、ミエリンを形成するオリゴデンドロサイトおよびシュワン細胞に発現され、O-結合グリカンおよびガングリオシド上の 2,3-結合シアル酸を選択的に認識します。MAGには、細胞質尾部の配列と長さが異なる2つのイソ型が存在します。 高分子のイソ型(71 kDa)と低分子のイソ型(67 kDa)は、mRNAの選択的スプライシングにより生じます。病的状態でのリンパ球であり、神経細胞と正常に相互作用します。MAGは、新生児の後根神経節(DRG)ニューロンおよび胚の脊髄ニューロンからの軸作成長を促しますが、成人DRGおよび生後の小脳ニューロンの軸索再成長の強力なインヒビターであることも示されました。 MAGは、軸索とミエリンの相互作用において、重要な役割を果たしています。細胞外ドメインを含むMAGの可溶型は、ミエリンから大量に放出され、正常なヒトの組織および神経障害患者の組織に同定されています。この可溶性MAGは、損傷後の神経再生の欠如の原因となっている可能性があります。
免疫グロブリンス-パ-ファミリ-のメンバ-であるMAGは、ミエリンを形成するオリゴデンドロサイトやシュワン細胞に発現されます。MAGは、軸索とミエリンの間の相互作用にある役割を果たします。

その他情報

ヒトIgG1のC末端Fc領域に融合したラットミエリン関連糖タンパク質の細胞外ドメイン。

物理的形状

凍結乾燥品 (PBS溶液, 0.2μmフィルタ-濾過)。

アナリシスノート

培養胚性ニワトリ後根神経節ニュ-ロンの神経突起伸長を阻害する能力により測定されます。

保管分類コード

13 - Non Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

M5063-100UG:
M5063-VAR:
M5063-100UG-PW:
M5063-BULK:


試験成績書(COA)

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S Kelm et al.
Current biology : CB, 4(11), 965-972 (1994-11-01)
Protein-carbohydrate interactions are believed to be important in many biological processes that involve cell-cell communication. Apart from the selectins, the only well-characterized vertebrate sialic acid-dependent adhesion molecules are CD22 and sialoadhesin; CD22 is a member of the immunoglobulin superfamily that
J L Salzer et al.
The Journal of cell biology, 104(4), 957-965 (1987-04-01)
The myelin associated glycoproteins (MAG) are integral plasma membrane proteins which are found in oligodendrocytes and Schwann cells and are believed to mediate the axonal-glial interactions of myelination. In this paper we demonstrate the existence in central nervous system myelin

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

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