L3126

リパーゼ ブタ膵臓由来

Type II, ≥125 units/mg protein (using olive oil (30 min incubation)), 30-90 units/mg protein (using triacetin)

• 別名: 膵リパーゼ, PPL, トリアシルグリセリンアシルヒドロラーゼ, トリアシルグリセリンリパーゼ
• CAS番号: 9001-62-1
• Enzyme Commission number: 3.1.1.3 (BRENDA, IUBMB)
• EC Number: 232-619-9
• MDL番号: MFCD00131509
• UNSPSCコード: 12352204
• NACRES: NA.54

特性

• 由来生物: Porcine pancreas
• タイプ: Type II
• 形状: lyophilized (cake)
• 比活性: ≥125 units/mg protein (using olive oil (30 min incubation)); 30-90 units/mg protein (using triacetin)
• 組成: protein, ≥20%
• 保管温度: 2-8°C
• InChI: 1S/C11H9N3O2.Na/c15-8-4-5-9(10(16)7-8)13-14-11-3-1-2-6-12-11;/h1-7,16H,(H,12,14);/q;+1/b13-9-;
• InChI Key: QWZUIMCIEOCSJF-CHHCPSLASA-N

詳細

アプリケーション

ブタ膵臓由来リパーゼの用途：

• トリグリセリドの2位の脂肪酸の分析。
• 消化酵素の作用に耐性がある植物源の不消化分率の測定。
• テオフィリンの溶解プロファイルを調べるための溶出溶媒の成分。

リパーゼは、キラルな化合物の分割およびエステル交換によるバイオディーゼルの製造のために工業的に用いられます。

生物化学的／生理学的作用

リパーゼは、水溶液中でのエステルの加水分解と、非水溶液中でのエステルの合成を触媒します。また、ポリ(エチレンテレフタラート)のエステル結合の加水分解により、水酸基とカルボキシル基を生成します。

リパーゼは、グリセロールと遊離脂肪酸へのトリアシルグリセロールの加水分解を触媒します。

品質

粗精製品(ステアプシン)。アミラ-ゼおよびプロテア-ゼ活性を有します。

単位の定義

1ユニットは、pH 7.4、37°C、1時間で、1.0マイクロ当量の脂肪酸をトリアセチンから加水分解する酵素量です(基質にオリーブ油を使用する場合はpH 7.7とする)。

アナリシスノート

タンパク質はBiuret法で測定。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H334
• 注意書き: P261 - P284 - P501
• 危険有害性の分類: Resp. Sens. 1
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)