D6821

ドネペジル塩酸塩 塩酸塩 一水和物

≥98% (HPLC), powder, acetylcholinesterase inhibitor

• 別名: 1H-インデン-1-オン,2,3-ジヒドロ-5,6-ジメトキシ-2-[[1-（フェニルメチル）-4-ピペリジニル]メチル]-,塩酸塩, E2020
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₄H₂₉NO₃ · HCl
• CAS番号: 120011-70-3
• 分子量: 415.95
• MDL番号: MFCD00881312
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 329798838
• NACRES: NA.77

特性

• product name: ドネペジル塩酸塩 塩酸塩 一水和物, ≥98% (HPLC)
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• 形状: powder
• 保管条件: desiccated
• 色: white to off-white
• 溶解性: DMSO: ≥20 mg/mL; H₂O: ≥20 mg/mL
• 保管温度: room temp
• SMILES記法: O=C1C(CC2CCN(CC3=CC=CC=C3)CC2)CC4=CC(OC)=C(OC)C=C41.[H]Cl
• InChI: 1S/C24H29NO3.ClH.H2O/c1-27-22-14-19-13-20(24(26)21(19)15-23(22)28-2)12-17-8-10-25(11-9-17)16-18-6-4-3-5-7-18;;/h3-7,14-15,17,20H,8-13,16H2,1-2H3;1H;1H2
• InChI Key: HLJIZAKUNCTCQX-UHFFFAOYSA-N
• 遺伝子情報: human ... ACHE(43)

詳細

アプリケーション

ドネペジル塩酸塩は、ニコチン離脱誘発性のマウス文脈条件付けへの障害の改善が用量反応実験により検討され、その有効性が研究されています。また、ラットに腹腔内投与して、社会的行動の障害、反復行動、多動性を改善する効果が研究されています。

生物化学的／生理学的作用

ドネペジル一塩酸塩一水和物は、中枢作用性の可逆的なアセチルコリンエステラーゼ阻害剤です。

ドネペジル塩酸塩は、炭化水素基を含むピペリジンであり、非競合阻害剤の1つです。認知症症状が顕著なアルツハイマー病の治療に有用です。ドネペジルは認知能力と全般的な身体機能の改善を誘発することが示されています。半減期は70時間です。

特徴および利点

この化合物は、Handbook of Receptor Classification and Signal Transduction（受容体分類とシグナル伝達のハンドブック）のAcetylcholine Synthesis and Metabolism（アセチルコリンの合成と代謝）のページで取り上げられています。ハンドブックの他のページを閲覧するには、ここをクリックしてください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS06
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H300,H319
• 注意書き: P264 - P270 - P280 - P301 + P310 - P305 + P351 + P338 - P337 + P313
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 2 Oral - Eye Irrit. 2
• 保管分類コード: 6.1A - Combustible acute toxic Cat. 1 and 2 / very toxic hazardous materials
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable