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Merck

DUO92009

Sigma-Aldrich

Duolink® In Situ Probemaker PLUS

別名:

in situ Proximity Ligation Assay reagent, Protein Protein Interaction Assay reagent

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About This Item

UNSPSCコード:
12352200
NACRES:
NA.32

製品種目

Duolink®

テクニック

immunofluorescence: suitable
proximity ligation assay: suitable

適合性

suitable for brightfield
suitable for fluorescence

輸送温度

wet ice

保管温度

−20°C

アプリケーション

ご使用になる一次抗体(IgGクラス、モノまたはポリクローナル)を標準免疫蛍光(IF)アッセイ、免疫組織染色(IHC)アッセイまたは免疫細胞染色(ICC)アッセイで検査し、最適な固定、ブロッキングおよび力価の条件を確認してください。Duolink®in situ試薬は、固定細胞、サイトスピン細胞、スライド上で増殖した細胞、ホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)切片、または組織 (新鮮または凍結)への使用に適しています。細胞の最小数は不要です。

私たちはお客様と協力して作業します。私たちのカスタム・サービス・プログラムに対する理解が深まると、お客様のDuolink®プロジェクトが加速されます。

Duolink®全製品のリストをご覧ください。
完全なDuolink® PLA in situ実験を実施するためには、2つのターゲット抗原を認識する2つの一次抗体が必要です(PLA、IHC、ICCまたはIFで使用可能)。その他の必要な試薬は、異なる種由来の一対のPLAプローブ(1つはPLUS、1つはMINUS)、検出試薬、洗浄バッファー、およびマウント剤などです。一次抗体は、Duolink® PLAプローブとして同じ種に由来するものでなければならないことに注意してください。分析は免疫蛍光アッセイ標準装置を用いて行います。HRPは明視野検出にも利用できます。

特異性
Duolink® In Situ Probemakerは、特定のアッセイ要件に合わせてお客様独自のPLAプローブを作成できるようにし、お客様の可能性をさらに拡大します。

  • ホモダイマーの研究
  • 同じ種由来の2つの一次抗体を用いたタンパク質間相互作用の研究
  • あらゆる種に由来する一次抗体を用いたタンパク質間相互作用の研究

Duolink® In Situ Probemaker PLUSとMINUSを使用すると、素早く便利な手順でPLUSとMINUSのオリゴアームをお客様の抗体に直接結合させるだけで済みます。独自の機能がもたらされるだけでなく、Duolink® In Situアッセイを実施するために一次抗体をどの種から得なければならないのかという制限がなくなることになります。

アプリケーションノート
接合される抗体の濃度は1 mg/mLでなければなりません。20 mLを超える容量は接合に使用しないでください。抗体はアミンフリーのバッファー、望ましくはPBS中になければなりません。バッファーは無担体とすべきですが、0.1%までのBSA、5%までのトレハロース、および0.02%までのアジ化ナトリウムを含んでいても構いません。
  • 2つに分割したモノクローナル抗体の1つを用いてホモダイマーを研究します。1つはPLUSオリゴで、もう1つはMINUSオリゴで標識します。
  • 同一種に由来する抗体を使用します。タンパク質間相互作用、タンパク質修飾または単一タンパク質は、同じ種に由来する2つの一次抗体を用いて研究します。抗体のうちの1つはPLUSオリゴで、もう1つはMINUSオリゴで標識します
  • いずれかの種に由来する抗体を使用します。マウス、ウサギまたはヤギ以外の種由来の一次抗体を一方または両方に使用してタンパク質間相互作用、タンパク質修飾または単一タンパク質を研究します。お客様の二次抗体の1つはPLUSオリゴで、もう1つはMINUSオリゴで標識します。あるいは、標識した1種類の二次抗体を標準二次Duolink®In Situ PLAプローブと組み合わせてください。

特徴および利点

  • 過剰発現や遺伝子操作が不要
  • 高い特異度(少しの偽陽性)
  • ローリングサークル増幅による1分子感度
  • 相対定量が可能
  • 特別な装置が不要
  • FRETよりも迅速でシンプル
  • 共免疫沈降(Co-IP)よりも正確性が向上
  • 論文に使用できる結果

構成

本製品は以下で構成されています:
  • Duolink® In SituオリゴヌクレオチドPLUS ― 1バイアルに、抗体20 μgの標識1回分の活性化PLUSオリゴヌクレオチドが凍結乾燥されています
  • コンジュゲーションバッファー ― コンジュゲーション反応用のバッファーです
  • 停止試薬 ― コンジュゲーション反応を停止させます
  • 保存溶液 ― 調製されたPLAプローブ(標識抗体)を保存するためのバッファーです
  • 20x アッセイ試薬 ― 実験者が最適化した抗体希釈液に添加する試薬です
  • ブロッキング溶液 ― Duolink® In Situによる染色の前に、試料をブロッキングします
  • PLAプローブ希釈液 ― PLAプローブ(標識抗体)を最終アッセイ濃度に希釈するためのバッファーです
さらなる詳細につきましてはデータシートをご参照ください。

その他情報

Duolink®近接ライゲーションアッセイ(PLA®では、固定化細胞や組織試料において、タンパク質相互作用、翻訳後修飾、タンパク質発現量を単一分子レベルで内因的に検出することができます。

Duolink® In Situ Probemaker PLUS/MINUSをご使用の際は、Duolink® In Situ Probemakerプロトコールに従ってください。本製品は、使用する検出試薬に応じて、Duolink® In Situ Fluorescenceプロトコール及びDuolink® In Situ Brightfieldプロトコールの両方に適用できます。詳細につきましては「独自のPLA®プローブを作成する(Create Your Own PLA Probes)」をご参照ください。

Duolink®実験の方法、アプリケーション、トラブルシューディングなどに関する情報につきましては、弊社Duolink® PLA リソースセンターをご確認ください。

法的情報

Duolink is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany
PLA is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany

ピクトグラム

Exclamation markEnvironment

シグナルワード

Warning

危険有害性情報

危険有害性の分類

Aquatic Chronic 2 - Skin Sens. 1

保管分類コード

10 - Combustible liquids

WGK

WGK 3


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

毒物及び劇物取締法

キットコンポーネントの情報を参照してください

PRTR

キットコンポーネントの情報を参照してください

消防法

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労働安全衛生法名称等を表示すべき危険物及び有害物

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労働安全衛生法名称等を通知すべき危険物及び有害物

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カルタヘナ法

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Jan Code

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試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

以前この製品を購入いただいたことがある場合

文書ライブラリで、最近購入した製品の文書を検索できます。

文書ライブラリにアクセスする

Camille Hallez et al.
Nature microbiology, 4(7), 1196-1207 (2019-04-03)
Numerous human APOBEC3 cytidine deaminases have proven to be, inter alia, host cell restriction factors for retroviruses and hepadnaviruses. Although they can bind to genomic RNA and become encapsidated, they are only catalytically active on single-stranded DNA. As there are
Roberto Di Maio et al.
Science translational medicine, 10(451) (2018-07-27)
Missense mutations in leucine-rich repeat kinase 2 (LRRK2) cause familial Parkinson's disease (PD). However, a potential role of wild-type LRRK2 in idiopathic PD (iPD) remains unclear. Here, we developed proximity ligation assays to assess Ser1292 phosphorylation of LRRK2 and, separately
Annabel Christ et al.
Developmental cell, 22(2), 268-278 (2012-02-22)
Sonic hedgehog (SHH) is a regulator of forebrain development that acts through its receptor, patched 1. However, little is known about cellular mechanisms at neurulation, whereby SHH from the prechordal plate governs specification of the rostral diencephalon ventral midline (RDVM)
Agata Zieba et al.
Clinical chemistry, 56(1), 99-110 (2009-11-21)
The in situ proximity ligation assay (PLA) allows a protein or protein complex to be represented as an amplifiable DNA molecule. Recognition is mediated by proximity probes consisting of antibodies coupled with oligonucleotides. Upon dual binding of the proximity probes
Ping-Chih Ho et al.
Nature immunology, 13(4), 379-386 (2012-03-06)
Tolerance to endotoxins that is triggered by prior exposure to Toll-like receptor (TLR) ligands provides a mechanism with which to dampen inflammatory cytokines. The receptor-interacting protein RIP140 interacts with the transcription factor NF-κB to regulate the expression of genes encoding

資料

Things to consider for preparation, setup and execution of the Duolink® assay protocol

Duolink™アッセイプロトコルの準備・セットアップ・実施にあたり考慮すべき事項

Support information including tips and tricks, frequently asked questions, and basic troubleshooting.

実験のTips & Tricks、FAQ、基本的なトラブルシューティングなどのサポート情報。

プロトコル

Duolink® kits use in situ PLA® technology for accurate quantification of individual proteins, interactions, and modifications in cells and tissue.

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ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

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